J.S. Bach Improvisation 2 ライヴによるバッハ・インプロヴィゼーション②

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¡Bienvenidos a Tokio!

Es una interpretación en vivo de mi obra improvisada por ‘Gacela del mercado matutino,’ de Federico Garcia Lorca, como la apertura de mi recital el 14 de abril de 2017, en ‘CLUB MANDALA,’ uno de los mejores clubs en Tokio.
El video fue filmado y supervisado por maestra Sumiko Haneda, la mejor directora del cine documental en Japón.

Welcome to Tokyo!

This is a live interpretation of my improvised work inspired by Garcia Lorca’s ‘Gacela: The morning market‘as an opener for my recital at ‘CLUB MANDALA,’ one of the finest clubs in Tokyo, in April 14th, 2017.
This video was recorded and supervised by maestra Sumiko Haneda, the finest documentary filmmaker in Japan.

東京公演にようこそ!

これは、アンダルシアの、’エルヴィーラの城門’と呼ばれる場所で開かれる朝市で、毎朝のように見かける美しい女に対する、激情的な思いがうたわれたガルシア・ロルカの詩「朝市のガゼール」にインスピレーションを受けた、オリジナル・バッハ・インプロヴィゼーションのライヴ動画。

バッハの名曲’無伴奏チェロ組曲第5番アルマンド’を母体にし、後半、’サンブラ・グラナディーナ’と呼ばれる、アンダルシアに伝わるアラブ起源のリズムを使ってアドリブ展開させた作品で、いまから3年前、東京南青山の「CLUB MANDALA」における公演のオープニングとして初演した。

ロルカもまた、誰よりもバッハを愛した芸術家のひとりだ

この会場は、大入り満員で140名程度の小さなライヴハウスだが、雰囲気、そして何よりも音響がよく、自分がとても好きな空間。これまでにもう4回出演させていただいている。

ビデオ撮影、および監修は、日本を代表するドキュメンタリー映像作家・羽田澄子さん。
開演前の、ギッシリ超満員となった客席の雰囲気も収録されている。

なお、このナンバーは、ロルカ舞踊組曲の第2楽章として、同じ年、ソウルで行われた現代舞踊フェスティヴァルに招待を受け、韓国を代表する現代舞踊団「チャンム」の優れた4名に女性ダンサーとともに初演を行った。

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Otra interpretación en vivo de mi obra improvisada de J.S.Bach. Fue grabado durante mi función especial en ‘Galaxy Lounge’ de ‘Asuka II,’ el mejor crucero mundial en Japón.

Another live interpretation on my Bach improvised work, recorded during my special invitational performance at ‘Galaxy Lounge’ of ‘Asuka II,’ the best world cruise in Japan.

ライヴによる、オリジナル・バッハ・インプロヴィゼーションをもうひとつ。
自分は、こうして何よりも愛するバッハの作品を、文字通り”プレイ(遊ぶ)”するのが大好きだ。

ギターの恩師・故鈴木巌先生は、ぼくのバッハ演奏について”面白い”という表現をなさったが、長い間、いいとも悪いともおっしゃらなかった。しかし、ラテンアメリカ音楽のエキスパート・竹村淳さんとご一緒させていただいた、ある東京でのトークコンサート公演の際、のちに香川京子さんにも朗読していただいた、ユパンキの傑作文学「インディオのしらべ」のなかにある’エル・ギタリスタ’というエッセイを日本語に訳したものを、竹村さんのスペシャル朗読つきで’無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番フーガ’をプレイした際(例によってよいとも悪いとも言われなかったが)、一言”あのフーガはすげえな!”とおっしゃった。

そして、そんなことがあったしばらくあと、やはり鈴木先生にいらしていただいた2東京公演のアンコール(トップのビデオの南青山公演)において、今度は’無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番’の冒頭ナンバー’アダージョ’をインプロヴィゼーション展開させたものをプレイしたところ、数日後、太子堂の先生のご自宅を訪れた自分に対し、先生はドアを開けるなり、”あのバッハはすごいな!史朗くんはバッハを感覚で捉えているね!あれはとてもぼくには真似できない!あのバッハを悪く言う奴がいたらぼくが喧嘩するよ!”と、興奮気味におっしゃってくださった。

これが、鈴木先生が、自分のバッハ演奏に対しておっしゃった最後の感想だった。

上記の動画は、2年前、日本が誇る世界一周クルーズ’飛鳥II’のメインショーラウンジ’ギャラクシー’で撮影された’アダージョ・インプロヴィゼーション’のライヴ・パフォーマンス。
自分はこれからも、いつも鈴木先生のことを思い出しながらこのナンバーをパフォーマンスを行うだろう。

この曲は今後、鈴木先生へのオマージュと表記してプレイし続けて行きたい。

使用ギターは、ひとつめがホアン・エルナンデス(バレンシア、スペイン2014)。そしてふたつめがイグナシオ・ローサス(マドリード、スペイン1995)。

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* J.S.Bach Improvisation 1 ライヴによるバッハ・インプロヴィゼーション①

* J.S.Bach Improvisation 3 ライヴによるバッハ・インプロヴィゼーション③