Bach-Lorca Improvisation 3 “Yerma” バッハ・ロルカ・インプロヴィゼーション❸「イェルマ」

***

1. Introduction (Prelude BWV. 996 -Part 1- / Johann Sebastian Bach)
2. ¿De dónde vienes, amor, mi niño? / Shiro Otake
3. El cielo tiene jardines / Shiro Otake
4. Finale (Prelude BWV. 996 -Part 2- / Johann Sebastian Bach)

Dance performance by Changmu Modern Dance Company

1.イントロダクション(バッハのプレリュードBWV.996‐パート1‐)
2.どこから来るの、私の坊や?/ 大竹史朗
3.空には庭がある/ 大竹史朗
4.フィナーレ(バッハのプレリュードBWV.996-パート2-)

***

La obra “Lorquiana” entre mis originales, que me gusta más en este momento.

My best favorite original “Lorquiana” work so far.

ガルシア・ロルカ・インスパーアード作品として、目下のところ最も気に入っている作品。

血の婚礼」、そして 「ベルナルダ・アルバの家」とともに、三大傑作戯曲として知られる「イェルマ」に霊感を受けた、オリジナル・インプロヴィゼーション二曲を導入したオリジナル・ギターソロ。

すでに公開している「ルシーア・マルティーネス~紅い絹の影のような女~」と「黒い哀しみのバラード~ソレダー・モントーヤ~」は、それぞれふたつとも、まずバッハのナンバーを冒頭にプレイし、それを後半インプロヴァイズしたものだが、今回の「イェルマ」は、傑作曲「リュート組曲第1番プレリュード」を、前半後半二つに分けたものをイントロダクションとフィナーレとして使い、その間に2曲のインプロヴィゼーションパートを導入する手法による作品。

「イェルマ」は、100年前のアンダルシアのある村を舞台に、子供を宿さない石女(うまずめ)イェルマが、じょじょに精神的窮地に追い込まれ狂気化し、ラスト、夫を殺してしまう悲劇だが、まさに”戯曲を書くために生まれてきた詩人”ロルカの、その類まれなる詩的情感と、無限の宇宙的感覚を備えた退廃美が全編にわたって泉のごとく湧き出で、そして炎のごとく燃え上がる最高傑作文学。
三大悲劇のなかでも最も完成された作風との評価も高い。

第3部「空には庭がある」で、圧巻のダンスを披露してくれるのは、2017年ソウルで共演した、韓国を代表する現代舞踊団「チャンム(創舞)」の四名の女性ダンサー。

彼女たちの、韓国のあらゆる伝統舞踊を習得した(アンダルシア文化の根幹を成す’カンテ・ホンド’と、韓国の’恨-ハン-’には大きな共通点を感じる)”ロルカ理解”と、それを体現できる高度な舞踊テクニックは、まさに圧倒的だった。

これまでのところ、僕の「ロルカ・パフォーマンス」は、彼女たちとのステージが、自分自身、最も満足のゆくものだと言える。

なお、こういったスペイン語字幕の入ったビデオ作品は、日本のファンクラブの会員の皆様のために日本語字幕をつけた、一般には公開していないヴァージョンを、一月に一度配信しているニュースレターでお送りしています。

僕の最新のインフォメーションは、このニュースレターが一番です。
まだご登録しておられない方は、ぜひファンクラブ・ホームページよりお申し込みください。
無料です。