"アタウアルパ・ユパンキ基金"とのニュー・プロジェクト


ニューヨークに本部を置き、主にアルゼンチン、ブラジル、ペルー、エクアドル出身の人々で構成され、南米パタゴニアの先住民の子ども達に人道的支援を送る非営利団体"アタウアルパ・ユパンキ基金"
去る7月12日の夜、基金の代表を務めるアルゼンチン出身のアレハンドロ・ベルナボさんと話す機会をもち、私がメキシコシティー公演から戻った10月に、彼らの企画するコンサートに出演する話を概ね決定しました。


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この二年間、ミュージシャンである私にとって最大の存在であるバッハ、さらに南米が生んだ偉大なるふたりのバッハ(ユパンキとヴィラ=ロボス)、加えてそれらの融合のなかから生まれる私自身の音楽を、ひとつのコンサートにおいて表現すべく研鑽をかさねてきましたが、昨年10月、オールイン(一発勝負)を賭けて行ったニューヨーク公演は、ネリダ・サンチェスさんとアデラ・ペラルタさんという、素晴らしいふたりのアルゼンチン女性の助太刀を得、その結果、出たカードはなんとロイヤル・フラッシュ・ノー・ジョーカー。
私をカーネギーホールのステージへと送り出してくれました。

私はこのように、いつもアルゼンチンに助けられながら暮しています。
決して、しょっちゅうこの国のことを考えているというわけではありませんし、ヒマさえあれば旅行に行きたいというわけでもありませんけれど、なんだか忘れたころに、スッと背後にしのびよって、つねにダイスを振りながら危なっかしく歩く私をそっと後押ししてくれるのがアルゼンチンなのです。


私の音楽が、このくり返しによって前に進んでいるということを皆様におわかりいただけたら、こんなに嬉しいことはありません。


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私は 忘れられたことごとの歌い手

それらが 決して忘れ去られてしまわぬよう

歌いながら 道を歩き続けている

             - アタウアルパ・ユパンキ (1908~1992)

2009年07月21日 | Shiro On Tour(ツアー & ライブ)