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ニューヨーク日記

新譜「イベロアメリカーナ」日本発売開始

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新作CDアルバム「イベロアメリカーナ」が、8月1日(私の渡米記念日)に日本で発売開始になりました。
近々大手ミュージックストアーでも販売がはじまると思われますが、現在は、販売元のテイクオフ社からオンラインでご注文いただけます。

テイクオフ:大竹史朗 (シロ・エル・アリエロ) ライブ/イベロアメリカーナ

電話でのこのCDに関するお問い合わせ、ご注文は、テイクオフ社(tel.042-582–4047)まで直接ご連絡ください。

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6月は、全日空の機内誌「翼の王国/ウイングスパン」および、私自身そのクオリティーの高さに驚いた音楽情報紙「LATINA」にそれぞれたいへん大きな記事が掲載されました。
どちらも素晴らしい内容で嬉しく思っています。

私は今後も、アルゼンチンの至宝である素晴らしい文化を、ニューヨークに暮らす日本人の精神でしっかりと理解したうえで、私自身のオリジナル音楽のクリエイトを続けて行く所存です。

新作アルバム「イベロアメリカーナ」は、まさにその第一弾。
多くの皆様に聴いていただけることを願っています。

新作CDアルバム「イベロアメリカーナ」日本発売決定

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去る7月9日(アルゼンチン独立記念日)にアメリカで発売開始となった新作CDアルバムが、近々日本でも、ラテン音楽に精通する音楽ジャーナリスト、竹村淳さんの解説つきで正式流通になります(税込み¥2,500)。
このCDは、これまでのミュジカレコードを離れ、大根田勝美さんのプロデュースによりリリースした初の作品(スタジオテイク1曲&ライブテイク7曲)。
決して自意識過剰ではなく、私自身最高のギターワークを全編に渡ってお楽しみいただける作品と自負しています。

写真は、早速オンライン購入をしてくれた、スペインの女性ファンによる後援会フェースブックへの投稿写真。
私のCD、スペインで幸せそうです。

新たな道 ’イベロアメリカーナ’

去る4月18日の銀座ヤマハホール公演は、従来のフォルクローレ音楽を私なりに発展させ、今後、フラメンコやタンゴのような、ひとつの音楽カテゴリーとしての確立を目指す、新たな私自身のスタイルである「イベロアメリカーナ」の処女航海的意味合いをもつものだったと思っています。
ニューヨークに戻るとすぐ、この強い想いをストレートに伝えられるナンバー、そのものズバリのタイトル「イベロアメリカーナ」を作曲。
ヤマハでもオープナーとしてプレイした、バッハの無伴奏ヴァイオリン曲をベースにジャズロック風にインプロヴァイズさせた、とても気に入っているギターソロですが、おそらく6月の南米ツアーが初演の場となる見込みです。
スペイン語には、「ラティーノアメリカ(ラテンアメリカ)」、「イスパノアメリカ(ヒスパニックアメリカ)」など、南米を表現する言葉が多くあります。
私がその中でももっとも好きなのが、この「イベロアメリカ」。
イベリア半島によって征服され、混血融合し、そして独自の文化へと発展したアメリカ大陸という、広大な響きに何となくロマンを感じます。
「イベロアメリカーナ」は、’イベロアメリカの’、’イベロアメリカ風’、そして’イベロアメリカの女性’などの意味を持ちます。

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なお、この最新作の正式タイトルは、「イベロアメリカーナ〜”バッハのアダージョBWV.1001”によるインプロヴィゼーション〜」となります。

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また、今回はじめてサウンドトラックを担当し、4月9日にプレミアム試写会が行われ、私も当日ご招待を受けた日本映画「無花果の森」の音楽も、メインの音楽にアルゼンチンの’カレテーロ(荷車車夫)’という形式を導入するなど、「イベロアメリカーナ」のひとつのかたちといって間違いありません。
美しい映像と融合して100パーセント満足ゆく仕上がりになったこの新作映画(6月14日封切)も、ぜひ多くの皆様に観ていただけたらと願ってやみません。

どうぞよろしくお願いいたします。

Photo by 堀口邦彦

東京公演直前

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4月16日、銀座にて。
サウンドトラックを担当した日本映画「無花果の森」、古厩智之監督(後方むかって左側)、三木和史プロデューサー、そして後援会長、大根田勝美さん(私の左側)と。
音楽制作にあたって、古厩監督と三木さんとのコミュニケーションはたいへんスムースで、楽しいものでした。
私はこの映画の作曲に100パーセント満足しています。
多くの皆様に、新しいスパニッシュギターのサウンドが融合した美しい映像の「無花果の森(6月14日公開)」を観ていただきたいと思っています。

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そんななか、たいへんクオリティーの高い音楽誌「ラティーナ」のインタビュー取材を受けました。
次号(5月20日発売)に掲載ということです。
こちらも是非お読みいただければ嬉しく思います。

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Despedida….

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昨夜、ニューヨークのアルゼンチン総領事館において、同公館副総領事のアドリアーナ•トロッタさんのデスペディーダ(お別れ会)が行われました。
アドリアーナさんは5年前、ニューヨーク赴任早々、私のリサイタルをアルゼンチン総領事館ホールで主催して大成功をおさめて以来、毎年連続で素晴らしいプレゼンテーションのもと、”ユパンキの音楽を演奏する真のアーティスト”として私のコンサートを開催し続けてくれました。
普通、大使館をはじめとする在外公館というものは、その国の文化をその国のアーティストを通して紹介するのが役割のはずです。
しかしアドリアーナさんは、「シローの音楽は別格。私たちは、彼の芸術をこの場で紹介することを誇りに思っています。」と言って、ご覧のようにいつもニコニコしていました。
アドリアーナさんは、これから次期赴任地のアルメニアに出発。
しばらく会えなくなってしまいますけれど、またいつか、何処かの国で素敵なコラボレーションができればと願っています。
¡Gracias, Adriana!

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