'歌いながら人生を'
日本語訳によるアマリア・ロドリゲス詩集
ああ 私の故郷(ふるさと)の人々よ
今だからこそ わかります
私の抱いている この悲しみは
あなた方から受け継いだものなのですね
私とあなた方のこの運命は
私たちを繋ぐ縁(えにし)なのです
どんなに否定されようと
同じギターラに張られた弦なのです
奏でられるギターラの
うめくような音を聴くたびに
我を忘れて
泣き出したい気持ちになるのです
そして 静かに身をゆだねていますと
優しさに包まれるようです
苦悩が深ければ深いほど
私は歌って悲しみを和らげるのです
(「故郷(ふるさと)の人々よ」 彩流社 "アマリア・ロドリゲス詩集/歌いながら人生を"より。
より)
情熱の国ブラジルからペルーへ
イグアス大瀑布とマチュピチュで聴くフォルクローレの調べ
私にとって、今年最大のハイライトといって間違いのない演奏、それは11月に行われる、ペルーの世界遺産にしてインカ帝国最大の遺跡、アンデスの空中都市マチュピチュでのライヴ・パフォーマンスでしょう。
まるで時の流れがとまってしまうかのようなようなひとときを、皆様とわかちあえますことを心より楽しみにしています。
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