”アルゼンチン風バッハ” 香川京子さんとともに
新作カンタータへの序曲
去る11月16日、東京麻布の駐日アルゼンチン大使公邸において香川京子さんとの共演によって行ったスペシャルコンサートが、無事成功裏に終了しました。
リアル USウィークリー・ビズとのインタビュー
リアル (USウイークリービズ 2010年9月4日号)
~世界各国から招待を受ける演奏家~
フォルクローレ・ギタリスト 大竹史朗さん
南米アンデス地方で生まれた民俗音楽"フォルクローレ"。
その最高峰のギタリスト、アタウアルパ・ユパンキの音に魅了され、子どものころギターを手に取った日本人こそ、フォルクローレ・ギタリストとして名を馳せる大竹史朗(シロ・エル・アリエーロ)、その人だ。
ギタリストとしての人生に疑問を抱いたこともあったが、見えない糸に手繰り寄せられるように、さまざまな人との出会いが今の大竹を導いてきた。
そんな宿命ともいえる彼の半生に迫った。
SAKAZO NAKADE - 中出阪蔵さん 魂のギター
1978年、当時まだ少年であった私のために、いまも日本のギター製作家として最高峰的存在である故中出阪蔵さんが、一台の素晴らしい楽器を作ってくださいました。
まずは、その芯のある豊かな音色をお楽しみください。
私自身の演奏で、ヨハン・セバスティアン・バッハのリュート組曲第1番BWV996の二曲目におかれたナンバー、’アルマンド’です。
これは、なんのエフェクトもかけずに、ほとんど音の響かないNYの自宅のリヴィングで弾いたサラサラの地音ですが、中出さんの魂がこめられた、ギターが本来もつべき骨のあるあたたかみのあるサウンドが、このような録音でもいかに空間的なアコースティックをもっているかよくおわかりいただけると思います。
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