コージャさんからのメッセージ


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ニューヨークから東京にむかって出発する前日(ハロウィーンの日)、ユパンキのご長男である、アルゼンチンのロベルト(コージャ)・チャベーロさん(写真左、右は生前のアタウアルパ・ユパンキ)から、11月20日の東京公演に対する、以下のような激励のメッセージが寄せられました。

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親愛なるShiro

今回のあなたのコンサートについて知り、たいへん嬉しく、そして感謝しています。


疑うことなくこの公演は、たいへん重要な意義を持つイヴェントとなり、そしてあなたが長年にわたって研究し、努力をかさねてきた私の父の音楽に値する成功がおさめられるものと確信しています。


幸運を祈ります。
来年5月に会いましょう。


大いなる抱擁とともに


ロベルト・チャベーロ

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私は来年5月、ユパンキの20回目の命日をリスペクトするために、アルゼンチンに旅行する予定でいます。


なお、‘コージャ’というのは、アルゼンチンの先住民族の名前で、ユパンキは生前、大切な息子を愛称でこう呼んでいました。
いまでも多くの人が、親しみを込めてロベルトさんを‘コージャ’と呼んでいます。


コージャさんは現在、アルゼンチンにおいて‘アタウアルパ・ユパンキ財団’を組織し、偉大なる彼の父親の残した芸術を守っています。


財団のホームページを開くと、まずユパンキの声とギターが聞こえてきますが、ユパンキはその初めの部分で、“私は自然を愛し、バッハを愛する そして木々を愛し、馬たちを愛する”と語っています。

2011年11月01日 | Knight's NY diaries(ニューヨーク日記)