久保田招山大師範を偲ぶ午後

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私は高校時代、空手部部員として、日本空手界の先駆者のおひとりである大師範、故久保田招山(くぼたしょうざん)先生に、二年間に渡って松濤館流空手の指南を受けました。


当時、久保田先生の恩師であった大総帥、船越義珍(ふなこしぎちん)さんのお孫さんが偶然私たちの仲間にいたこと、そして久保田先生の実のご子息である廣美さん(写真/私のむかって右の男性)が私たちの英語の先生であったことなどから、このような素晴らしい大師範に直接武道の心を学べる機会を得られたのは、いま思えば本当に幸運なことだったと思います。


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久保田招山先生は(確か高校三年のときだったと思いますが)ある稽古のあと私のそばに歩み寄り、「大竹君は体がとても柔軟だ。まるでネコのようなので、おそらく二階から突き落としても怪我をしないだろう。ダンスに適しているかもしれないよ。」と、おっしゃってくださいました。


私はこの言葉を受け止めてダンスの道へと進路を定め、そしてその8年後にニューヨークに単身渡ったのでした。


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10月19日午後、当時の仲間であり、現在も後援会会員として私を支えてくれている頼もしい武士たちとともに久保田招山先生が眠る八王子の墓地を訪れ、33年ぶりにみなでご挨拶をしました。


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(写真提供:久保田廣美先生)

2013年10月21日 | Knight's NY diaries

東京公演成功


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10月18日金曜日の夜、銀座ヤマハにおいて、恩師鈴木巌先生をスペシャルゲストにお迎えして行ったコンサートが無事成功裡に終了しました。


満場を埋めてくださったお客様、スタッフの皆様、そして後援会長、大根田勝美さんにこの場を借りて心からの感謝を申し上げます。


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今回の初企画。

チケットお申し込み一番乗りの女性を第一部の終わりにステージ上にご招待。
アルゼンチン製のガウチョススカーフをプレゼントし、「風が歌う地」をそばで聴いていただきました。

2013年10月20日 | Shiro On Tour

「ハンアの舞い」初演にむけて

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銀座ヤマハ公演二日前、朝鮮の伝統音楽と伝説をモチーフに、フルートとギターのために書き下ろした最新作、「ハンアの舞い」を初演予定(今年12月17日)のハンマダンホール(東京四谷、韓国文化院内)を視察、関係者の皆様と打ち合わせを行いました。

「ハンアの舞い」は全三部構成。

ハンマダンホールは、このナンバー初演にうってつけの会場と思っています。


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2013年10月17日 | Knight's NY diaries

青山学院・イン・サンダーバード基地!

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二週間にわたる今回の日本滞在中、唯一の完全オフ日であった10月13日の夜、青山学院時代のクラスメート8名が、私を都内の新名所「サンダーバード・カフェ」に招待してくれました。


素晴らしい8名の友人たちは、事前に私をどこへ連れて行くかを全く明かさず、さらに現地まではエスコートが付き添うという徹底した極秘ぶり。
いまもサンダーバードの大ファンである私は、この旧友たちによるプレゼントに心から感激しました。

私は青山学院初等部を卒業後、同中等部に入学しましたが、事情により一年生の二学期を最後に同校を退学、その後二度と青山学院の学びやに戻ることはありませんでした。

しかし、いまでもこうして私を大切に思ってくれる当時の仲間たちは、私にとって本当にかけがえのない存在なのです。


(写真提供/Ms. M.T.)


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2013年10月14日 | Knight's NY diaries