NY聖ルーク教会公演 カウントダウン

フォルクローレギタリスト・大竹史朗
19日チャリティー公演 NYの教会が主催
収益は南米の子供たちへ
「ささやかな恩返しです」 

(よみタイム 3月10日)

日本人フォルクローレ・ギタリスト、大竹史朗(シロ・エル・アリエーロ)が、国際交流基金の後援を得て19日(日)、マンハッタンのセントルーク教会の礼拝堂で、チャリティーコンサートを開く。
収益は、アルゼンチン南部、パタゴニア地方の先住民の子供たちに贈られる。
大竹は、ニューヨークを拠点に、中南米やヨーロッパ、日本で活動を続けている。
昨年9月にはニューヨーク市でリサイタルを開き、その後のペルー公演も1200人収容のコンサートホールで大成功をおさめた。

「アルゼンチンをはじめとした南米の方々に支えられ、このニューヨークでギタリストとして活動させてもらっています。
このチャリティーコンサートは、そんな私からのささやかな恩返しになればと思っています」と話す。
大竹は、フォルクローレ・ギターも巨匠アタウアルパ・ユパンキ(1908-92年)の遺志を継ぐギタリストとして、南米はもちろん、ニューヨークのラテン系コミュニティーで相当な知名度を誇るギタリストだ。
これまで主にシロ・エル・アリエーロとして活動してきたが、昨年から大竹史朗という本名も全面に出し、独自の音楽作りに取り組んでいる。
今年4月4日には京都の大覚寺で開かれるコンサートで、尺八界最高峰の一人、三好芫山(みよしげんざん)と共演する予定だ。
大竹のオリジナル曲「テノチティトラン」をアレンジし、尺八とのコラボレーションによる初公演となる。

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2006年03月15日 | Reviews(新聞雑誌インタビューetc.etc...)