魂のフォルクロリスタ、エドワルド・マルティネス・グワジャーネス

私の大親友であり、人生の大恩人であったエドワルド・マルティネス・グワジャーネス(本名ラモン・エドワルド・マルティネス)。
アルゼンチン、コルドバ州のセロ・コロラドの出身で、ユパンキの名曲に歌われた‘ギジェルマおばさん’を実の祖母に持ったこのフォルクローレ歌手とのニューヨークでの出会いによって、私はユパンキのフォローアーとしての道のりを歩むことになりました。
南米大陸を吹き抜ける風のような詩情に溢れた彼のギターと歌声は、私がどんなにがんばっても真似のできない深い味わいがあり、 私はいつか、エドワルドとのコンサートが日本でできることを願っていましたが、1998年、彼は42歳の若さで、ガンのためにこの世を去ってしまいました。今年は日本的に言えば彼の七回忌にあたります。
私はエドワルドが生前私にしてくれたことに心から感謝するとともに、きっとユパンキと一緒にギターを弾いているであろう天国から、これからも私の長い道のりを見守ってくれるよう祈るのです。

エドワルド・マルティネス・グワジャーネス(1956ー1998)

エドワルド(左)がニューヨークで発行していた‘ビダ・イ・エコロヒーア(ライフ・アンド・エコロジー)’誌の集まりで、ユパンキの曲をデュエット

エドワルドとともに

2005年06月22日 | Hombres Grandes,Criollos Fantasticos(大いなる人々、そして素晴らしき南米人たち)