魂のギタリスト

魂のギタリスト 大竹史朗慈善公演

大竹史朗(シロ・エル・アリエーロ)ギター・ベネフィットコンサートが3月19日夕、西46丁目のセント・ルークス教会で行われた。
アルゼンチンの著名なギタリスト、アタワルパ・ユパンキの代表作や大竹の作曲による「南部幻想曲」を透明で美しい旋律と、聴く人の心に訴えかける魂のボーカルで歌い上げ観衆を魅了した。
大竹史朗につけられたエル・アリエーロは、スペイン語で「牛追い」の意。
大竹のギターは、広大なアルゼンチンの大地を駆け巡る魂そのものだ。
大竹の演奏に合わせて多くの観衆が手を鳴らし合唱した。この演奏会はアルゼンチン、パタゴニアのマプチェ・インディアンの子供たち支援のために行われた。

(週間NY生活 2006年3月25日)

2006年03月24日 | Reviews

Gran exito ! Recital de beneficencia en New York.

マンハッタン聖ルーク教会チャリティー公演が、約200名の観客を集め無事成功しました。
多くのラテンアメリカの人々に支えられて活動してこられた私、今回ほんの少しだけ恩返しできたような気がしています。

ステージとなった礼拝堂の祭壇から客席を見ると、左右の座席を隔てる中央の通路がまるではるかな一本の道のように見えました。
それはあたかも、右にユパンキやフォルクローレの伝統を象徴する大きな炎が燃え盛り、左には小さなマッチの先のような私自身を象徴する火がともる果てしない道のりのようで、そこを進むことは決して楽なことではありませんが、そんな時、今日のこのコンサートのことを思い出せばまた力にみなぎり、再びふたつの炎がともに燃え上がる私のゴールに向かって歩いてゆけるような、そんな公演を愛するニューヨークでできたことを心より嬉しく思っています。


続きを読む

2006年03月20日 | Shiro On Tour

NY聖ルーク教会公演 カウントダウン

フォルクローレギタリスト・大竹史朗
19日チャリティー公演 NYの教会が主催
収益は南米の子供たちへ
「ささやかな恩返しです」 

(よみタイム 3月10日)

日本人フォルクローレ・ギタリスト、大竹史朗(シロ・エル・アリエーロ)が、国際交流基金の後援を得て19日(日)、マンハッタンのセントルーク教会の礼拝堂で、チャリティーコンサートを開く。
収益は、アルゼンチン南部、パタゴニア地方の先住民の子供たちに贈られる。
大竹は、ニューヨークを拠点に、中南米やヨーロッパ、日本で活動を続けている。
昨年9月にはニューヨーク市でリサイタルを開き、その後のペルー公演も1200人収容のコンサートホールで大成功をおさめた。

続きを読む

2006年03月15日 | Reviews