鈴木巌先生とのジョイント公演 in ニューヨーク

師弟共演@バージミュージック 2010年8月6日に決定


昨年8月にソリストとして迎えられ初出演、そして成功をおさめたニューヨーク・バージミュージック公演


昨年末、私の代理人のドロシーさんと、バージミュージックの音楽ディレクターのマーク・ぺスカノフさんが、今年2010年のアンコール・コンサートについて電話で話した際、私のギターの恩師である鈴木巌先生との師弟共演による、ツインギター・ジョイントリサイタルのプランがもちあがり、結果、今年の8月6日、金曜日の午後8時、バージミュージックの主催による公演が決定しました。


(写真は、2008年4月、広島世界平和記念聖堂における、鈴木先生と私のジョイントリサイタル時のスナップです。)

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この企画を、東京の鈴木先生に国際電話でご連絡すると、先生も大乗り気。
バージミュージックから要請のあった、先生ご自身の資料を、早速ニューヨークに送ってくださいました。


鈴木先生は、これまで多くの国々で演奏会を行っていらっしゃいますが、アメリカへは一度もいらしたことがありません。

噂には聞いていましたけれど、昨年はじめてバージミュージックにソロで出演してみて、このユニークなスポットが、音楽をこよなく愛好する良質のニューヨーカーの顧客を多くもつ会場であることがよくわかりました。
ここなら、ニューヨークの息を呑むような夜景をバックに、先生に気持ちよく演奏していただけると確信しています。

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鈴木先生は今年6月、ドイツのハウザー財団主催により東京で行われる、バッハギターコンクールの審査委員長という重要な役目を担っておられ、さらに4月には、やはり東京で、オールバッハによるプログラムでリサイタルを行うご予定です。
また一方の私も、2月4日のカーネギーホール、3月20日のアルゼンチン独立200年記念リサイタルにおいて、バッハをプログラムの核として演奏予定。
バージミュージックでのプランである、私が第一部においてまず’アルゼンチン風バッハ’で露払いを行い、第二部で先生による’正統派バッハ’。そしてラスト、師弟共演による’デュオ・バッハ’は、このうえなくタイムリーな好企画だと思っています。


少年だった私に、しっかりとしたクラシックギターの基礎を授けてくださった鈴木先生と、それを武器として長い年月にわたって戦いを続けてきた、’かけがえのない戦地’、ニューヨークにおいて共演がかなうのは、私にとってこんなに嬉しいことはありません。

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2010年01月19日 | Shiro On Tour(ツアー & ライブ)