Iberoamericana strikes Norteamerica

米アマゾンで好セールスをあげていた新作CD「イベロアメリカーナ」が、つい先日アメリカの最大手ホームエンターテインメント・オンラインストア「CDユニバース」でも品切れとなりました。
もちろん私にとっての最終ゴールである、新たな音楽カテゴリー"イベロアメリカーナ"の確立までにはまだまだ時間を要するでしょう。が、自分にとってここ数年のアイディアと努力の結晶ともいえる本作品。とにかくアメリカでの好調な出足を喜んでいます。

以前から私は、アルゼンチンフォルクローレをベースとした自分の音楽を米国で本格的に広めるには、少々違った角度からのアプローチが必要だと思っていましたが、それを実行するには、南米のどこの国の人が聴いたとしても「これは俺たちの文化を代表する音楽だ」と言ってもらえるような'アウテンティコ(正真正銘の本物)'になることがまず必要だと感じ、長きに渡って研鑽を続けてきました。

「イベロアメリカーナ」は、そんな私の'コンフィアンサ(確固たる信念に基づく強い自信)'にみなぎる作品。
私自身がオリジナルな存在となり、これまでになかった新しいギターの音楽の創造はいよいよこれからが本番だと思っています。

2014年09月25日 | Knight's NY diaries(ニューヨーク日記)