1989年1月、私をアルゼンチンのセロ・コロラドの別荘に招待してくれたユパンキは、このギターを使って演奏の指導をしてくれました。
“シロへ”と、”アタワルパ”をスペイン語で書いた後、なんと”ユパンキ”をカタカナでサインしてくれました。
もう演奏で使うことはありませんが、ニューヨークの自宅でいつも私を見守っていてくれています。
ユパンキは1月31日が誕生日でした。
セロ・コロラドの皆さんとともにお祝いした彼の誕生パーティーは一生の思い出です。
これはそのときくれたカセットテープのインデックスカードです。
常にフェンシングで体を鍛えている私に、ポーランドの世界的映画監督、アンジェイ・ワイダさんが買ってくださったポーランドのアンティークサーベル。
剣身の部分’にはラテン語で、”見た 来た そして神は勝った 1683″と美しく彫られています。
日本の黒澤明さん、イタリ-のルキノ・ヴィスコンティーさん、そしてワイダさん、私はこの三人の熱烈なファンで、その作品をすべて(初期のワイダ短編のみのぞく)見ています。
2000年の秋、ワルシャワで公演した際、ワイダさんから贈られた、アカデミー名誉賞受賞の際の豪華記念ブック。
彼はこれに、日本語でサインしてくれました。読めますか?
蛇足ですが、今年もどうぞよろしく!