「Shiro On Tour」カテゴリーアーカイブ

ツアー & ライブ

Homage to Atahualpa Yupanqui ユパンキへのオマージュ

Dos interpretaciones homenajeadas a Atahualpa Yupanqui. Fueron filmado en directo el junio, 2018.

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Two homage interpretations dedicated to Atahualpa Yupanqui. Recorded live in June, 2018.

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アタウアルパ・ユパンキに捧げる自作のギターソロ「風が歌う地〜ユパンキへのオマージュ〜」と、ユパンキ最高傑作曲のひとつで歌が入る「栗毛の馬」。
2018年6月、世界一周豪華客船クルーズ’飛鳥II’のメインショーラウンジ<ギャラクシー>におけるライヴパフォーマンス・

ギターの音色と表現、そしてテクニックに至るまで、クラシックと南米民俗音楽をベースに持つひとりのギタープレイヤーとして自分には、現時点で恐らくこれ以上のことはできないだろう。

La Fuensanta ”アンダルシアの聖女” in Tokyo 2018

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La versión resumida de ‘La Fuensanta’ en directo el 18 de noviembre, 2018 en Tokio.
Mi enfoque para tratar de llevar el espíritu de don Ata se continuará para siempre con la distinta manera que lo que ha hecho el gran maestro argentino él mismo.

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A digest version of ‘La Fuensanta’ recorded live in Tokyo on the 18th of November, 2018.
My endless journey which I try to bring the spirits of Atahualpa Yupanqui will continue with the totally different approach from the way the great argentine maestro has done by himself.

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「アンダルシアの聖女」東京公演ダイジェスト版ビデオ。
スペイン人フラメンコダンサー、ベゴーニャ・カストロの踊りを中心とした「アンダルシアの聖女」ダイジェストライヴ動画。ユパンキの精神を、すでに世を去った巨匠とは異なるアプローチで伝えようとする旅は今年も続く。

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Mainichi Newspaper Tokyo 11.17.18 / 毎日新聞東京版朝刊記事

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Begoña Castro, esta chica madrileña realmente me hizo llorar con sus movimientos increíblemente emocionantes. Ojalá que esté alegre don Ata de ver nuestra primera función en Japón que bailó una bailaora española con los temas de gran argentino.

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Begoña Castro, this wonderful girl from Madrid truly made me cry with her unbelievably emotional movements. Hope Atahualpa Yupanqui is happy to see our humble performance in Japan which an ‘Spanish Bailaora’ performed with the music of the greatest Argentine maestro for the first time in the history.

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今回の公演に際し、実に1000回以上に渡ってぼくの音楽を聴き込んだというベゴーニャのエモーショナルな踊りは、心からぼくを酔わせ、そして泣かせた。

「アンダルシアの聖女」は、作曲、選曲、台本制作からプロデュースに至るまで全て自分で行ったので、何かと落ち度も多く、経験を積んだバイラオーラ(フラメンコの女性舞踊手)にしてみれば、さぞやりにくかったことも多々あったと思う。が、こうした限られた範囲のなかで、このスペインの女ザムライは、ぼくの考えを全て理解し、真に100パーセントの力を出し切ってくれた。
自分が共演者に求めるのはテクニックではない。「血」と「魂」だ。
改めてこの場を借り、ベゴーニャに深く感謝したい。

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My Beautiful Fuensantas in Tokyo 東京の聖女たち

Llora la fuensanta…ユパンキの調べに泣く聖女

El regalo de Yupanqui ユパンキの贈りものコンサート

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Despues del fantastic concierto en la ciudad Utsunomiya, organizado por la federacion feminina de la cultura de la pref. Tochigi, 7 de noviembre, 2018.

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After the fantastic concert at Utsunomiya city, organized by the Female Federation of the culture of pref. Tochigi, 11.7.18.

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今回の日本滞在中、「アンダルシアの聖女」公演直前の11月7日の午後、栃木県女性文化懇話会主催による、宇都宮東武ホテルグランデ「龍田の間」で行われたスペシャル公演「ユパンキの贈りもの〜ニューヨーク、アルゼンチン、そして世界へ〜」にご招待いただいた。
四十年の歴史を持つこの団体は、文化、スポーツ、政治などの各方面で活躍する人々を招いて定期的に会を行っている。自分はそのようなところにノコノコ出てゆく器ではないが、今回こうしてご招待いただいたことに心から感謝している。

手にしているTシャツは、昨年の国連コンサート出演の際に関係者のみに配布された(けっこう貴重品)スペシャルアイテム。
お客様のなかからひとり選んでいただいて、サインとメッセージを入れてプレゼント。

Llora la fuensanta…ユパンキの調べに泣く聖女

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Lloran las ramas del viento /

Atahualpa Yupanqui (music)
Shiro Otake (guitar)
Begoña Castro (dance)

アタウアルパ・ユパンキ作曲「風の枝が泣いている」

大竹史朗 (ギター)
ベゴーニャ・カストロ (舞踊)

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ビダーラのリズムで構成されたユパンキの傑作ギターソロ、”風の枝が泣いている”。

シンプルな曲想だが、小手先のテクニックだけでは全く音楽にならない、自然界の厳しいまでの美しさと、崇高な人間の精神の調和が完璧にひとつの楽器のうえに描かれた、まさに南米の大巨匠にしてのみなし得た、ギター音楽の真の極致的作品と言っていいだろう。

フラメンコの舞踊手を起用して、12分に及ぶこの傑作曲のヴァリエーションを中盤のハイライトとして上演した「アンダルシアの聖女」は、文字通り自分にとって過去最大の冒険であったが、今回抜擢したマドリード在住の名手、ベゴーニャ・カストロは、南の大陸のグラン・マエストロの精神を深く理解し、魂の込められた美しい踊りを披露してくれた。

現在、自分は、「アンダルシアの聖女」のニューヨーク、そしてスペイン上演に向けてすでに動き出している。

El Regalo de Yupanqui ユパンキの贈りもの

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Una sorpresa después de abrir las páginas dé YouTube para aprender “Vengo a buscar mi caballo,” encontré una página muy Yupanqueana que se fija ‘mi foto’ en su cubierta.!
Esta grandísima pieza de Don Ata pronto ha de ser una apertura de mis conciertos en japon en noviembre.

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A big surprise after opening the YouTube pages to learn “Vengo a buscar mi caballo,” I saw one very “Yupanqueana” page which sets my picture on their cover!
I will be premiering this beautiful piece in my concert tour in Japan in November.

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最近自分は、ユパンキの名曲中の名曲「ベンゴ・ア・ブスカール・ミ・カバージョ」をレパートリーとして身につけたが、その練習の際に、YouTubeでその曲をアップしている「ユパンキ専門」ページ(上記写真)を開き、心臓が飛び出るほど驚いた。
カバーページにどっかで見たような顔写真が使われている…

これは、昨年の国連コンサートの際に、ヨーロッパ・ニュースワイヤーというメディアによって撮影された一枚だが、その後、他の8枚ほどの写真とともに、インターネット上で販売され、それを各国のメディアが購入、世界中に配信という流れだった。

写真はいまも、このように販売されている。

ところで、このYouTubeページ、大手のレコード会社がリリースしたユパンキのCDを、すべてに渡りクオリティーの高い音質でアップしているので、配信元はそれ相応の人物なり団体だろう。いずれにしても、当の本人としてはありがたい話だと思っている。

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ただし、ここまでなってしまうとちょっと困る…
これはもはや、ありがたいなどという次元の話ではないので、早くなんとかしてもらいたい。

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「ベンゴ・ア・ブスカール・ミ・カバージョ」は、ミロンガのリズムで作られた、ユパンキ作品の極致ともいえる作品のひとつ。

これからは、こういった、若い時にはおよそ表現できなかった、無限の深みを持った巨匠の音楽の研鑽を行ってゆく。こういった芸術こそが、いま自分が目指そうとするものをいよいよ支えてくれるものになると強く感じるからだ。
自分はミュージシャンとして特に優れているわけではない。ユパンキの弟子でもなければ後継者でもない。が、いまも世界に多くいる、この南米の巨匠が残した芸術を愛し、そして彼が歩いた道を追おうとするアーティストのひとりとして、こうした”人間の精神と情感を、深く余すところなく伝えるきわめて優れた真の音楽”を、世の中の多くの人々に伝えて行くことができればと願っている。

この曲の初演は、11月7日、日本への演奏旅行の中で行われる、宇都宮市での「ユパンキの贈りもの〜ニューヨーク、アルゼンチン、そして世界へ」とタイトルされた、若干’講演’的要素を持ったスペシャル公演を予定している。

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ベンゴ・ア・ブスカール・ミ・カバージョ / アタウアルパ・ユパンキ(大竹史朗訳)

俺は 愛馬のもとにやってきた
ともに 旅支度をととのえるために
明日 俺は野へと旅立つ
もう 戻ることはないだろう

思い出をたどり 歩いてゆく
北へゆくのか 南へゆくのか わからない
思えばなんと 辛い日々を過ごしてきたのか
そして 長い夜を!

道を探そうとしても すぐに見失ってしまう
心の中にある ひとすじの光を頼りにしても

夜明けをむかえる前に 
静かに俺は ここを離れてゆく 
さよなら!俺の老いたアルガローボの木よ!
もう 戻ることはないだろう

ああ!なんて長い道のり!
とても歩いてゆくことはできない
だから俺は 愛馬のもとにやってきた
ともに 旅支度をととのえるために!

思い出をたどり 歩いてゆく
北へゆくのか 南へゆくのか わからない