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8月29日、水曜日の夜、ニューヨークのアルゼンチン共和国総領事館主催において、同公館内シアターで行った’アタウアルパ・ユパンキのメモリアルコンサート’が、超満員のお客様を集め、成功裏に終了しました。
以下、ライヴ時の写真も含め、アップデートします。
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写真提供:ニューヨーク・アルゼンチン共和国総領事館
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さすが音楽大国アルゼンチン。
施設内に、このように設備の整った、120名収容の’ライヴハウス’がある在外公館もそう多くないと思います。
私が座っている椅子は、高さが62センチあるもので、このように座ってギターを構えることで、自由に、そしてナチュラルな音色を作り出すことができますが、多くの場合、コンサート会場にこのサイズの椅子がないため、ときにはフットレスト(足を乗せる台)を使ったり、またあるときにはピアノ椅子にクッションを重ねたりします。
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トップのプログラム写真は、2010年2月のカーネギーホールにおける演奏時のものですが、世界のカーネギーにも62センチの椅子はなく、仕方なくフットレストを使って弾いています。
62センチ椅子とフットレスト、どっちがオトクかよーく考えてみよーっ!
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今回、アルゼンチン総領事館では、わざわざこのサイズの、アンティーク風のカッコイイ椅子を特別に用意してくださいました。
この写真は、私がギターを演奏しているもののなかでも、もっとも好きなアングルから撮影されたものです。
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公演後、ホセ・ルイス・ペレス・ガビロンド大使、アドリアーナ・トロッタ公使とともに。
今回は、大使自らによるご紹介を受け、私にとってたいへん名誉なステージ登場となりました。
またガビロンド大使は、ニューヨークの日本総領事館にも正式にこのコンサートのお知らせをしてくださいました。
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このコンサートの開催が決まった際、”あなたを迎えることは私たちの誇り。”と、おっしゃってくださったアドリアーナ・トロッタ公使が、日本の外交官に対しても、”私たちは通常、ここでアルゼンチン人のアーティストによるイヴェントしか行わないが、シロは別格。これからもどんどん彼の演奏の場をつくりたい。”と公言してくださっていたことをあとで聞き、私はたいへん嬉しく思いました。
アドリアーナさんは、背がスラリと高く、いまもとても素敵な方ですが、若いころはさぞたくさんのアルゼンチン男たちを泣かせたのでは...といつも思います。
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コンサート後、かけつけてくださった日本人支援者の皆様と、老舗イタリア料理店’イル・ティネッロ’においてディナー。
こうして応援してくださる方々がいるからこそ、私は活動が可能なのです。
私ひとりの力でできることでは決してありません。
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これはおまけ。
日本アルゼンチン”友情の62センチ椅子”。
私は、ニューヨークのアルゼンチン総領事館の皆様の’ドゥルスーラ(訳がむずかしいスペイン語で、なんとも素敵なやさしさ)’に、感謝の言葉がありません。