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アルゼンチンにおいて、’’Guia para reencontrarse con Yupanqui (ユパンキと再び出会うための手引き)”なる出版物が発表されました。
豊富な貴重写真、そしてユパンキの歩んだ道のり、数々のエピソードをはじめ、偉大なる巨匠のすべてがわかる、まさにユパンキ大図鑑といった内容ですが、本文内、ユパンキ以外のアーティストたちによる数々の優れたインタープレテーションが記述された”Discos homenaje(オマージュ演奏による録音)”という章に、よく知られたアルゼンチンのスマ•パス、ホセ•セーニャ、ブラジルのデミテリオ•ザビエルらとともに、”弟子と熟考される”として、日本人である私の名前がありました。
正直なところ、私はこれまで、ユパンキに対して師であるとか弟子であるという意識をもったことは一度もありません。
ユパンキを知らない、特にアメリカ人などに対しては、便宜上、話を簡略化するために、ギターの奏法を教わった先生だという言い方をすることもありますが、むしろ私自身は、世界にいまも多くいる、ユパンキを愛し、そしてその道を歩もうとするセギドーレス(フォローアー)のひとりであるという自覚を強く持っています。
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アルゼンチンには、ユパンキのギター曲をうまく、まるで本人が弾いているかのように演奏するギタリストが何人かいます。
しかし、ここにはそういった人たちの名は一切なく、反対に、ユパンキとはあえて異なるスタイルによって確固たる各々の個性を出しながら、それでいて巨匠の精神を余すところなく伝えようと試みる、決して物真似に終わらない一流儀を極めたアーティストたちが選ばれたように見受けられました。
それはまさに常日頃、私が探求している’道’そのもの。
こういったなかに私の名が見られたのは、本当に喜ばしいことと思っています。
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高い評価を受けているのは、ペドロとパコ•イバーニエス、アルベルト•コルテス、アンヘル•パラなどで、、ほかにもチャンゴ•フリアス•ゴメスの’牛車にゆられて’や、ロックで’牛追い’をプレイするディヴィディードスなどの名がありました。
一冊の書籍がそのままpdfファイルになったページなので、少々出てくるのに時間がかかりますが、現在こちらの「ユパンキ公式サイト内」においてすべてお読みいただけます(スペイン語)。
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