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11月26日、東京世田谷キリスト教会礼拝堂公演の一週間後、12月3日の午後1時より、東京のクロサワ楽器日本総本店クラシックギターフロアにおいて、1時間ほどのインストアコンサートを行います。
クロサワ楽器は、僕の愛用しているスペインの Juan Hernandez Concierto-S (2014) のスポンサー。
僕は、2015年にこのギターをプレイし始めてから、この楽器の持つ、突き抜けるような素晴らしい音色とソリッドな機能性のおかげで、多くの新しいギター曲をクリエイトすることができました。
同店のみなさんに、とても感謝しています。
今回は、このエルナンデスのギターだけでなく、クロサワ楽器のいろいろなギターを弾き分けながら、ギターの音色と機能性の高さを知っていただくイベント。
僕が少年のころ、五人集まれば、そのうち三人は必ずギターを弾いていました。
当時ギターは、ジャンルを問わず、多くの素晴らしい音楽と、魅力的なプレイヤーにあふれていましたが、残念ながら、今の時代、ギター文化は下火となり、まったく新しい音楽も生み出されず、人々を魅了するプレイヤーも存在しません。
ギターという楽器は、あらゆる楽器のなかでも最も高度な機能性に長け、独自のエモーショナルな美しい音を持ち、それでいて誰でも手軽に入手することができる、このうえなく素晴らしい創造物なのです。
「ギターは小さなオーケストラ」という言葉を残したベルリオーズは、この楽器の最大の理解者だっといえるでしょう。
僕は今後、ユパンキの至高の芸術を継承する一方で、新たな美しいギター音楽文化「ギター・ルネッサンス」を起こしてゆく考えでいます。
無料ですが、事前にこちらのサイトから応募していただく必要があります。
僕は、明後日14日、ニューヨークから東京に向かいます。
まずは、18日、盛岡の皆様にお目にかかれることを楽しみにしています。