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20世紀最高の音楽改革者のひとり、アストル・ピアソラに捧げた三つのパフォーマンスの最終弾は、ピアソラ作品でも最も人気の高いナンバーのひとつ、「忘却(オブリヴィオン)」と、ピアソラの師匠格的存在であった名バンドネオン・プレイヤー&サウンドクリエイター、アニバル・トロイロの傑作曲「最後の酔い(ラ・ウルティマ・クルダ)」のメドレープレイ。
どちらも歌が入る、いまも多くのポルテーニョ(ブエノスアイレスっ子)たちに愛され続けている名曲だが、ここではギターソロにアレンジしたものをプレイ。
冒頭では、ピアソラの、ギターとフルートのための全四楽章組曲「タンゴ物語」第二楽章”カフェ1930”のオープニング・ギターソロ部分を序奏として用いている。
前二曲同様、まったくの無修正ライヴ一発どり。
いきおいあまったミストーンもあるが、これが僕のギターサウンド。
お楽しみいただければ嬉しい。