Hiroshima Requiem 8.06.45 濱田滋郎さんに捧げる無伴奏ギター「ヒロシマ・レクイエム 8.06.45」

***

***

Junto a Jiro Hamada (1935-2021), el preeminente experto de la música clásica e iberoamericana, y el más gran amigo de Atahualpa Yupanqui en Japón. Jiro-san era un traductor de ‘Cerro Bayo’.

Recién he completado un nuevo tema ‘Hiroshima Requiem 8.06.45’ para estrenar en noviembre. Me siento poco triste que ya no existe el hombre que comprendería mi nueva obra más que nadie, pero la interpretaré sinceramente como un homenaje a Jiro-san, el más Yupanquiano japonés.

***

僕の音楽の良き理解者であった、最高の音楽エキスパート、濱田滋郎(はまだじろう 1935-2021)さんと、現代ギター誌主催の誌面対談後のスナップ。

僕は数日前、長きに渡って追求してきた、バッハの作品をプロトタイプとして独自のアレンジを施した”無伴奏ギター“による新作「ヒロシマ 8.06.45」を完成させた。

おそらくこの曲を、あらゆる角度から心ゆくまで話し合えたのは濱田滋郎さん以外にいない。誰よりもこの曲を聴いていただきたかった人物が、すでにこの世を去ってしまわれたことが本当に残念でならないが、11月9日、山形県高畠の、滋郎さんのお父様であった、日本を代表する童話作家、はまだひろすけさんの記念館ホールにて行う二公演で、僕は万感の思いとともに、この作品を日本一の「ユパンキアーノ」へのオマージュとしてプレイする考えでいる。

「ヒロシマ・レクイエム 8.06.45」は、バッハの「プレルディウム(無伴奏チェロ組曲V)」の中間部を大幅にアレンジし、テニアン島米軍基地を飛び立ち、広島に向かうB-29爆撃機「エノーラ・ゲイ」のエンジン音やプロペラ音、そして戦慄的な飛行音などをギターで表現している。決して“独奏ギター”曲ではなく、僕独自の“無伴奏ギター”曲。

現在ワシントンD.C.の航空宇宙博物館別館に「エノーラ・ゲイ」が展示されている。“無伴奏ギター”初演に先がけて、4月末に(往復9時間かけて)見にゆく考えでいる。