東京カテドラル聖マリア大聖堂に響く無伴奏ギター③

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大成功をおさめた、去る11月13日の東京カテドラル聖マリア大聖堂公演のオープニングナンバーは、バッハの名曲「アダージョ(無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番)」をオリジナル・インプロヴィゼーション展開させた、アストル・ピアソラに捧げる「ブエノスアイレスのバッハ」。

一切のごまかしのきかないライヴ1発撮り。
もちろん勢い余ったミストーンもあるが、今回プレイした「無伴奏ギター」3曲および、クライマックスの「ヒロシマ」と「主よ、人の望みの喜びよ」(すべて公開ずみ)は、ひとりのギターのプレイヤーとしての僕のすべて。

おそらく東京カテドラルにおけるライヴは、これが最初で最後になるだろう。
しかし、ミュージシャンとしての、現在最高の状態のパフォーマンスが、このような素晴らしい会場において残ったことは、本当に喜ばしいことだ。

今回、コンサートにお運びいただいた皆さま、そして関係者の皆さまに心からの感謝を申し上げます。