「鬼道 ≪邪馬台国のプレリュード≫ 」2026年11月3日「卑弥呼」東京公演PRビデオ

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今秋11月3日の文化の日、東京三田弘法寺おいて上演が決定している、バイレ(フラメンコ舞踊)とカンテ(フラメンコ歌唱)を大幅に導入する大作スペクタクル「卑弥呼」。

これは、その序曲といえるパートで、とても気に入ってるギターソロ。

僕は、世界最高のギタープレイヤーであったパコ・デ・ルシアが、晩年ライヴでプレイしていた「ルジーア(ルシーア)」という、ポルトガル移民であった彼の母に捧げたナンバーを、今でも何よりも素晴らしいエンターテインメントだと思っている。

その「ルジーア」を、決してパコのマネをすることなく、僕自身の血のなかにある文化と、長年取り組んできたアルゼンチンとスペインのギター音楽とを融合させた、全く新しい独自のクリエイションを創ることが、僕にとって実に15年に渡る歳月を要するものになってしまったわけだが、昨秋のある出会いがきっかけとなり、創作に一気に加速をかけ、ついにここに、僕の故国である大地にモティーフを得た作品の完成に至った。

下記は、あるアルゼンチンのファンから当動画に寄せられたコメント。
非常に詩的な内容で、日本語訳が容易ではないが、ご紹介したい。

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“音楽はプエブロ(民衆、大地、国家)を結びつけます。音楽ほど慈悲深く、そして残酷なミューズが他にあるでしょうか?
その本質は、私たちを死すべき運命から解き放つ境界線。表面上は、空中で震える桜の花びらのように、時に千もの悲しい結末の重みを背負っているようです。
樹木の腱(すじ)の鉱物から秘密を紡ぎ出す弦の、途切れがちのため息さえ届かない場所に、音楽は無限に広がっているのでしょうか?
音楽の世​​界は、決して単なる記憶に終わることはありません!“

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こういうことを感じてくれる人物に出会えるからこそ、僕はミュージシャンをやめられない。

”樹木の腱(すじ)の鉱物から秘密を紡ぎだす弦の、途切れがちのため息さえ届かない場所に広がる無限の音楽…」

僕が目指すのは、まさにそんな音楽だ。