2026年初演・荘厳ギター組曲「卑弥呼 ~HIMIKO~」第一部

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11月13日の、東京カテドラル聖マリア大聖堂リサイタルがいよいよ数週間後に迫ったが、僕はすでに、来年初演の新作の仕上げを行っている。

基本的に朗誦、歌を、そして場合に応じて舞踊を伴う2部構成の大作組曲「卑弥呼 ~HIMIKO~」がそれだが、この動画は、朗誦部をテキストで、そしてソプラノの歌の部分を、僕がテストで歌ったもの。
ここにあるパート1のあと、あるコピーライトの切れている名曲に歌詞をのせた歌(!)をパート2として、クライマックスとする展開。

この歌というのはまだナイショだが、最高の効果が期待できる。
また、この第一部に使用している朗誦用のテキストも、ある世界のベストセラーに若干手を入れたもの。

僕は、著作権が満了してパブリックドメインに入っている音楽や文学を(決して盗作ではなく)完全に自分のものとして、新たな生命を吹き込むことが何よりも好きだ。

日本もようやく女性の内閣総理大臣が誕生した。
「卑弥呼」は、よいタイミングで初演ができるだろう。

ぜひご期待ください❣️

本曲は、作曲に際し(レコードから)大きな霊感を授けてくださった、傑出した日本人サウンドクリエイター清瀬保ニさん、そして、生前とてもお世話になり、僕の渡米時に‘お守り’として、インドの素敵なアミュレットペンダントをくださった、不世出のモダンダンサー&クリエイターのアキコ・カンダさんに献呈する考えでいる。
アキコさんもまた、卑弥呼を題材にした創作舞踊をクリエイトした芸術家だった。