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ヨーロッパ、特にドイツで好評の新作CD「イベロアメリカーナ/ライヴ」が、アメリカの大手オンライン・エンターテインメントストアーの売り上げランキングトップに立ちました。
ごく一時的なものかと思いましたが、2位以下の細かい変動はあるものの、1月27日の時点でトップの状態はすでに二週間以上続いています。
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ただし、まだこの程度のことで喜んでいる段階ではありません。
もちろん注目を受けるのは素晴らしいことですが、置かれているカテゴリーは’ポップミュージック’、残念ながらこのアルバムにはまだ、心地よく収まるジャンルが存在しないのです。
(しかしながら、私とスタイルは違えども同じカテゴリー内に、ブラジル音楽をベースに独自のポピュラーミュージックをクリエイトした世界的スーパースター、セルジオ・メンデスのアルバム「ダンス・モダーノ」があるのはグッドニュース。)
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こうして世界のいろいろなところに、音楽をとおして私の考えを胸に受け止めてくれる「エルマノス(兄弟姉妹たち)」が増えてきた今、これからの数年間は、いよいよ’クラシック’でも’フォルクローレ’でもない私のギター音楽が、ゆっくりと翼を休められる’安息の地’、新しい音楽カテゴリーである「イベロアメリカーナ」確立にむけた真の戦いになると思っています。