カミナンテ
2008年3月27日 release
¥ 2,800 (tax in)
MR260108 (Take Off)
3月16日の午後、ニュージャージー州のカーニーにおいて、私にとって本当に久しぶりとなる、ニューヨーク・エリアのラテンアメリカ系コミュニティーとの仕事、’アタウアルパ・ユパンキへのオマージュ・コンサート’を行いました。
開演前にポーズ。
In Memory of Atahualpa Yupanqui (1908-1992)
いまからちょうど100年前の今日、アルゼンチンのブエノスアイレス州の小さな村で、ひとりの赤ちゃんがこの世に生を受けました。
父親は南米先住民の血をひく人で、母親はスペインのバスク地方からやってきた移民の娘でした。
彼はそののち、愛するギターとともに、故郷アルゼンチン、そして南米の調べをとおして自らの哲学を謳いあげる素晴らしい芸術を完成させ、世界中の人々に深い感銘をあたえることになるのです。
今日1月31日、私たちは、’Tierra Que Anda (歩く大地)’と呼ばれた偉大なるギタリスト、歌手、詩人、作曲家、そして哲学者であったアタウアルパ・ユパンキ(1908-1992)の生誕100周年を迎えます。
私にとってかけがえのないギターの恩師である鈴木巌先生が、毎年いつもニューヨークまで送ってくださる年賀状とともに、昨年大成功をおさめた、先生のドイツでの公演の模様を報じた現地紙掲載の記事を送ってくださいました。