アルゼンチン北部にある、フォルクローレのゆりかごと呼ばれる美しい町サルタ。
この町で一番聴かれているラジオ局が‘ラジオ・サルタ’ です。
本来、生出演をするはずでしたが、公演日の昼にブエノスアイレスから到着するとすぐに現地のミュージシャンたちとリハーサルなどがあり、スケジュールは押せ押せで、結局ホテルから電話で出演ということにあいなりました。
サルタはたいへん高度の高いところにあり、夏は涼しく冬はあたたかと快適気候ですが、この‘フォルクローレの里’への飛行機の着陸がたいへんむずかしいそうで、パイロットはまさに‘コンドル’の飛行感覚が必要となります。
着陸体勢に入り、徐々に高度を下げる飛行機の窓から下界を見ると、そこは人など決して住むことのできない荒涼とした南米の大自然。
まさにコンドルになって飛んでいるかのようでした。
写真)南米らしい美しい町 ‘サルタ・ラ・リンダ’