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原爆投下から75年
アルゼンチン・コルドバ州政府より“ユパンキアーノ”の表彰を受け
NY国連本部においてピース公演を大成功させた大竹史朗が
アタウアルパ・ユパンキの至宝とともに奏でる平和への祈り
Hiroshima 忘れえぬ町
大竹史朗ギターリサイタル
日時:2020年4月3日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:ヤマハホール
東京都中央区銀座7-9-14
料金:6,000円 全席自由(当日券 +500円)
前売開始:2020年1月31日(金)10:00
チケット取扱:e+(イープラス)
出演:大竹史朗
スペシャルゲスト:LAVA
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アタウアルパ・ユパンキ、1966年春、広島市にて、当時広島アルゼンチン音楽同好会の会長をしておられた故山崎克洋(やまさきかつひろ)さんと。
今回の宣伝物のユパンキの写真は、山崎さんが撮影されて、長い間大切に保管されたいたネガを、数年前に自分が東京でデジタル化したものだ。
1992年2月、「ヒロシマ忘れえぬ町」の作曲に対する公式演奏許可を、ユパンキのご長男ロベルトさんが下さったことを受け、この山崎さんが中心となった広島の市民グループの皆さんのご尽力により、自分は5年ぶりに日本に戻り、そして広島市内のコンサートホールで華々しくお披露目公演をさせていただいた。
当時、ニューヨークのラテンスラム街のバーやレストランで、ただ安物のギターをひっぱたきながら叫んでいた何のキャリアもない自分が、本格的に南米音楽の演奏家として活動をはじめることができたのは、この山崎さんのおかげと言っても過言ではない。
1992年11月に行われた「ヒロシマ忘れえぬ町」コンサートの際、恥ずかしながら自分は、正式なコンサートで弾けるような楽器を持っていなかったので、鈴木巌先生に、中出阪蔵さん製作によるギターをお借りして広島に向かったのだが、鈴木先生は、そのあともしばらく、その状態の良い優れた楽器を預けてくださっていた。
このコンサートが、ユパンキへのトリビュートのみならず、大恩人の山崎克洋さん、そして、ユパンキに会う前に自分にクラシックギターの指導を丁寧に行ってくださった故鈴木巌先生へのオマージュ公演であることは言うまでもない。