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Danza de la Luna (Moon Dance)
Composed by Atahualpa Yupanqui
Trancription & performed by Shiro Otake
Photo by Katsuhiro Yamasaki
Video created by Rieko “RICO” Yamamoto
月の踊り
作曲:アタウアルパ・ユパンキ
採譜、演奏:大竹史朗
撮影:山崎克洋
ビデオクリエイション:山本”RICO”理恵子
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Un gran homenaje a don ata, junto a mi interpretación de un maravilloso solo de guitarra.
Las hermosas fotos fue sacado por señor Katsuhiro Yamasaki (in 1966,) el jefe de la circulo de la música argentina en Hiroshima, y era un gran amante de Atahualpa Yupanqui.
Luego en 1992, señor Yamasaki hizo un gran esfuerzo para organizar un concierto para estrenarme en Hiroshima.
Sin duda, era uno de los mas importantes hombres en mi vida.
An homage to Atahualpa Yupanqui, with my performance of ‘Moon Dance,’ an extraordinary phenomenon.
Those beautiful pictures were taken by Mr. Katsuhiro Yamasaki (in 1966,) a leader of the Argentine traditional music fan circle of Hiroshima , and also a big fan of Atahualpa Yupanqui.
Later in 1992, Mr. Yamasaki made a huge effort to organize my debut concert in Hiroshima.
No doubt, He was one of the most important men in my life.
アタウアルパ・ユパンキのギター曲のなかでも、自分が最も好きな作品が、この「月の踊り」。
アンデス高原に暮らす先住民たちの代表的舞曲リズム、”ウァイノ”を使い、大幅な変則チューニングによって書かれた、どこか東洋的な神秘さが漂う美しい調べは、まさに巨匠の独壇場と言っていいだろう。
ビデオに使用した美しい写真を撮影したのは、当時、広島アルゼンチン音楽同好会のリーダーをしておられた故山崎克洋(やまさきかつひろ)さんで、トップ写真でユパンキと一緒に写っている32歳の青年。
山崎さんは、この26年後の1992年、広島における自分のデビューコンサートを開催するため、たいへんな努力をしてくださった、文字通り自分にとっての最大の恩人のひとりである。
この動画は、山崎克洋さんに献呈したい。
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この録音は、自分が所持するギターのなかでも、最も強く豊かな低音をもつ、アルゼンチンのグレゴリオ・カブラルという製作家が1995年に作ってくれた楽器を使っておこなった。
ノガル(アルゼンチン産胡桃)という珍しい材質に加え、第一弦を21フレットまで打ち付け、さらにヘッドに木製の糸巻きをつけてもらうという超カスタムモデルで、2000年代のはじめは、このギターとともに多くの中南米諸国をツアーした。
中米ホンジュラスの首都テグシガルパの国立音楽学校オーデトリアムでのコンサートから、「ギジェルマおばさんに捧げる歌」、そして同じくテグシガルパのテレビ番組におけるライヴパフォーマンス(スペイン語インタビュー付き)で 「牛追い」、それぞれお楽しみいただけると嬉しい。
ユパンキ作品を多くプレイする、特に中南米における公演に、まさに絶対的な威力を発揮するのがこのギターだ。