¡Hiroshima! La Ciudad Que No Olvido (Atahualpa Yupanqui) ユパンキの「ヒロシマ 忘れえぬ町」

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Aunque recién he sido recibiendo los mensajes muy emocionantes de la gente argentina a mi canal de YouTube, no he nunca recibido tan hermosas palabras como lo que fue dejado a un nuevo vídeo que publiqué hace unos días. Así que me gustaría compartirlo contigo.

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No nos alcanza una vida para conocer las cosas interesantes que tiene el mundo. Agradezco haberte encontrado, gran Shiro. Me avergüenzo y pido perdón por no saber de tu existencia. Por suerte, el destino quiso que me cruzara con tu obra al buscar por el alazán que cayó al barranco. El caballo no murió en vano, hizo que yo me maravillase con tu obra y me convierta en tu admirador. ¡Gracias!

このところ、アルゼンチンで何か大きな報道でもあったのかなと思わせるように、同国の、しかもたいへん感覚的に優れた人々からユーチューブのビデオにコメントが寄せられるが、これは、最近アップした「ヒロシマ 忘れえぬ町」(2017年東京公演)に寄せられた、本当に嬉しいメッセージ。

スペイン語独特の劇的な表現が多く、あまり良い訳ではないが、日本語にしたものをご紹介したい。

文中にある’栗毛の馬’は、少年時代の自分の運命を変えた、崖から落ちて死んでしまった愛馬に捧げたユパンキの傑作曲。

2017年は、とても忙しい年で、この東京公演の直前に、スペイン政府の後援を受け、ニューヨークでロルカへのオマージュリサイタルを行い、そしてこのすぐあとには、やはりニューヨークの国連本部公演を控えていた。

これは、二時間プレイし続けたあとの、二回目のアンコールの、文字通り公演フィナーレの演奏。
若干疲れが出てしまったのか、歌の音程を結構外す箇所が見られたため、これまで本動画の公開をしていなかった。

翻訳文にリンクしてある「栗毛の馬」には、アルゼンチンのファンから日々多くのポジティヴなコメントが寄せられるが、実はこのときのパフォーマンスも、自分は100パーセント満足していない。
たった二時間の公演で、ユパンキの歌を歌うことと、自分自身の音楽との完璧な両立は、本当に容易なことではない。

ただ、楽器のミストーンや、歌の音程の外れは、プレイに勢いがあれば、それはライヴならではの醍醐味ともいえる。
自分でよくないと思っても、リスナーがよく感じてくれることもある。

いま自分についてくれている良質のアルゼンチンのファンの人々なら、もしかしたら理解してくれるだろうと信じ、このライヴ動画を公開した。

撮影と演出は、日本を代表するドキュメンタリー映像作家・羽田澄子さん。

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この世の全ての素晴らしいことを知るために、私たちの人生は余りにも短いものですが、私はあなたに出会えたことをとても感謝しています。グラン・シロー。これまであなたのことを知らなかったことを恥ずかしく思い、お詫びする限りですけれど、どうやら運命は(ユパンキの)「栗毛の馬」の動画を探していた私を、あなたの作曲へと導くことを望んでくれたようです。栗毛の馬は崖から落ちて無駄には死なず、私をあなたの素晴らしい作品に会わせ、そして私をあなたの大ファンにしてくれました。ありがとう!

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自分は今後も、こうしたファンの人々を決して裏切らない音楽の創作に全力を挙げる。