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“The guitar is a miniature orchestra in itself (ギターは小さなオーケストラ)”
この言葉は、かのベートーヴェンとベルリオーズが、この機能に優れ、美しい音色を持った楽器に贈った最大の賛辞。
去る11月13日、東京カテドラルにてプレイしたこのオリジナルナンバーは、偉大なるふたりのサウンドクリエイターの言葉を踏襲投影する、ひとりのギタープレイヤーとしての僕を、現時点で最大限に表現しているものと信じている。
マグダラのマリアは、そもそも身売りの女性だったが、イエス・キリストに出会ってその罪を清められ、キリストの復活を最初に見届けた人物として新約聖書に表記がある。
イエス・キリストと特別の男女関係にあったとかないとかいうことで、今も論議が交わされているが、僕のマグダラのマリア観は、このビデオにある通り。
鈴木巌先生より授かったクラシックのテクニックを中心に、フラメンコやジャズ、そしてロックに至るまで、あらゆるギターのスタイルの集約を試みるのが「無伴奏ギター」。
無修正ライヴ一発撮りサウンドは、勢い余ったミストーンもあるが、これこそが僕のギターと呼べるプレイを、ぜひ楽しんでいただければ嬉しい。

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11/6の羽田着から約二週間に渡る、まさに政治家にでもなったかのようなハードスケジュール公式日程を全て無事終え、本日11/20、ニューヨークに戻りました。
たくさんの応援者のみなさまに囲まれ、本当に素晴らしい滞在でした。
ツアーの詳細は、おって徐々にアップデートいたします。





Justo tres días antes que viajarme.¡Te veo en Japón❣️
3日後、水曜日に日本に出立します。今回は、9日間で5か所6パフォーマンスという、キャリア始まって以来のタイト日程ですが、おかげさまでベストコンディション。皆さまにお目にかかれることを楽しみにしています❣️


Agradezco profundamente a las personas que han reservado a mis todas funciones en Japón en noviembre. Muchas gracias❣️
ハッピーハロウィーン🎃🧟♀️👻❣️❤️❣️❤️❣️
11月の日本への演奏旅行、すでに13日の東京カテドラル星マリア大聖堂リサイタルと、16日の六本木キーストーンクラブ東京ライヴの二公演ともご予約いただいているお客さまがおられ、僕は心から感謝しています。
また、東京のみならず、山形高畠の浜田広介記念館二公演(11/9)にまで来てくださるお客さまもおられ、感謝にたえません。
今回プレイするレパートリーは、すべてにおいて僕のこれまで積み重ねてきた「総結集」。
コンサート会場でお目にかかれることを楽しみにしています❣️
写真は、ニューヨーク、マレーヒルのこじんまりしたホテルの玄関にて、10/26撮影。

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11月13日の、東京カテドラル聖マリア大聖堂リサイタルがいよいよ数週間後に迫ったが、僕はすでに、来年初演の新作の仕上げを行っている。
基本的に朗誦、歌を、そして場合に応じて舞踊を伴う2部構成の大作組曲「卑弥呼 ~HIMIKO~」がそれだが、この動画は、朗誦部をテキストで、そしてソプラノの歌の部分を、僕がテストで歌ったもの。
ここにあるパート1のあと、あるコピーライトの切れている名曲に歌詞をのせた歌(!)をパート2として、クライマックスとする展開。
この歌というのはまだナイショだが、最高の効果が期待できる。
また、この第一部に使用している朗誦用のテキストも、ある世界のベストセラーに若干手を入れたもの。
僕は、著作権が満了してパブリックドメインに入っている音楽や文学を(決して盗作ではなく)完全に自分のものとして、新たな生命を吹き込むことが何よりも好きだ。
日本もようやく女性の内閣総理大臣が誕生した。
「卑弥呼」は、よいタイミングで初演ができるだろう。
ぜひご期待ください❣️
本曲は、作曲に際し(レコードから)大きな霊感を授けてくださった、傑出した日本人サウンドクリエイター清瀬保ニさん、そして、生前とてもお世話になり、僕の渡米時に‘お守り’として、インドの素敵なアミュレットペンダントをくださった、不世出のモダンダンサー&クリエイターのアキコ・カンダさんに献呈する考えでいる。
アキコさんもまた、卑弥呼を題材にした創作舞踊をクリエイトした芸術家だった。
アンダルシアのレモンと、イタリアの濃厚なハチミツに、アタウアルパ・ユパンキの魂が溶け合う、静寂のグロリエータ(四阿)「カンテホンド・イベロアメリカーノ」の音楽世界