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Live in Atlantic Ocean 飛鳥IIクルーズ in 大西洋

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¡Fue un gran éxito el primer trabajo con “Asuka II,” el mejor crucero en Japón!

My first work out with “Asuka II,” the best Japanese cruise ship went a big success!

日本最高のクオリティを誇る世界一周クルーズ「飛鳥II」との初仕事は、三度の公演ともいずれも超満員となり、おかげさまで大成功をおさめることができた。

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* Live in Atlantic Ocean 飛鳥IIクルーズ in 大西洋 Part 2

* Live in Atlantic Ocean 飛鳥IIクルーズ in 大西洋 Part 3

A Paganini I ラ・ギタリスタ〜悪魔の恋人〜

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A mi me encanta Paganini. Especialmente las obras de guitarra que él ha compuesto para su novia fiorentina quién era guitarrista.
Así que mi nueva composición es un homenaje al “Violinista del Diablo” y su novia, una perfecta pareja muy musical. El vídeo (no está listado al público) vinculado es la parte apertura. Voy a estrenar la versión completa para la gente del crucero especial que embarcaré en NY el 29/5 como un artista invitado.

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I love Paganini. Especially the beautiful compositions for guitar which he wrote for his sweetheart (she was a guitar player from Florence.)
Linked video below (not listed to public) is the opening part of my new homage composition for the “Violinista del Diablo y su novia,” a perfect musical couple of the history. I will be premiering the complete version for the guest of the spacial Japanese cruise which I will embark from NYC on 5/29 as an invited performer.

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“悪魔のヴァイオリニスト”の異名をとり、あたかも20世紀のハードロックギタープレイヤーに通じるような、数多くのヴァラエティーに富む逸話を持つニコロ・パガニーニだが、フィレンツェ出身のギタリストであった恋人のために、それはスイートで平和的な美しいギター曲を多く残したことはあまり知られていない。

また彼は、当時まだいまのように評価されていなかった若きベルリオーズの作曲を聴いて感激し、”ベートーヴェンはこの世を去り、その魂はあなたに委ねられた。私はあなたに対してアドヴァイスすることなどなにもありません。あなたには、すでに全ての素晴らしさが備わっているからです。”と言って、少々驚くような額の”寸志”とともに励ましたことが、ぼくがとても大切にしている(写真の)1946年、ニューヨークの出版社から発売されたパガニーニの美しい絵本に書かれている。

ベルリオーズは後年、どんなパトロンよりも彼を理解してくれたのは、ほかでもないパガニーニだったと語ったそうだ。

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いちばん下にリンクした動画ふたつは、そんな(実は天使だった)パガニーニに敬意を表して、彼のロマンティックで白熱したライヴの模様をギターで伝えようとする連作シリーズ「パガニーニ・ライヴ」の第一弾、「ラ・ギタリスタ〜悪魔の恋人〜」の、少々ラフだが冒頭部分(一般非公開)2パターン。
二つめのほうは、ヴァイオリン協奏曲第1番の美しい主旋律を導入部として弾き、そのあとパガニーニ風”ダブルストップ(連続重音)”を加えた第1弦上の早弾きに展開するが、ヴァイオリンの豊潤かつダイナミックなボウイングをいかにギターサウンドとして得ることができるかとの試みが、ビデオから感じられると思う。

パガニーニの奏でる音色は、おそらく現代のヴァイオリニストがどんなに努力しても到達できないほど、それは想像を絶するほど美しいものだったのだろう。シューベルトはパガニーニのライヴを聴いた後「天使の歌声を聴いた」と、放心状態で語ったという。

また、その桁外れの演奏テクニックについても、シューマン伝記映画の冒頭で、パガニーニ役に抜擢されてステージでライヴプレイを披露する名手ギドン・クレーメルや、パガニーニの再来とまで言われたアッカルド、また、パガニーニの使用楽器グアルネッリを使って録音したレコードが素晴らしいマッシモ・クワルタらをもってしても、もしいまニコロさん本人がその演奏を聴くようなことがあるなら、「おい友よ、それはいったい何だ?」と眉をひそめて問うような気がする。

パガニーニの演奏は、いまのぼくたちがどんなにイメージを拡げても、それをはるかに何千倍も上回る凄まじいものだったにちがいない。
おそらくいま我々がパガニーニ作品と称されて聴いている楽曲というのは、すべて「もしかしたらこんな感じ?」といった”目安”のようなものでしかないのだ。

ただ、みな、なんとなく音が柔らかくて甘すぎる感のあるなか、ユダヤ人ヴァイオリニストのギトリスのプレイだけは、つんざくような鋭さが感じられ、ぼくは一番好きだ。
つまるところ、ギトリスの演奏を100倍素晴らしくしたものが、恐らくパガニーニの演奏にまあ近いものだっただろうというのがぼくの結論。

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ドイツの怪優クラウス・キンスキーが80年代に監督、主演した「PAGANINI」は、自身の私生活をオーバーラップさせたXXX描写がかなり露骨で、まるで本物の鬼のような雰囲気だったが、その存在感はさすがで、また子供たちに優しいところが良かった。
少なくとも、5年ほど前に実際のヴァイオリニストを起用して製作された最新版パガニーニ映画「Tha Devil’s Violinist」より10億倍優れている。

ただし、この最新版にはヘルムート・バーガーが、イングランドにおける大物イベントプロモーターの役でチラリと出ており、それだけはよかった。もしヴィスコンティが若き日のヘルムートを主役にして「パガニーニ」を撮っていたら、それは想像を絶するような素晴らしい作品になっていただろう。

「キンスキー・パガニーニ」は現在、ユーチューブで、英語版(ドイツ語字幕)とイタリア語版(スペイン語字幕)を全編鑑賞できるが、ぼくが聞く限りあまり重要なセリフはないので、たぶん言葉がわからなくてもじゅうぶん楽しめるはず。

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蛇足だが、キンスキーは、この作品の監督を幾度となく、傑作「アギーレ・神の怒り(’72)」、そして金字塔「フィッツカラルド(’82)」の盟友コラボレーターである鬼才ヴェルナー・ヘルツォークに依頼したが、「映像化不可能」とキッパリ断られたという話。

この世で最高の音楽はロックだ。自分は決してエレクトリックギターやアンプを使うことなく、18〜19世紀ヨーロッパという、インセキュアーで混沌とした世界にちょっぴり早く生まれてしまったロック野郎、パガニーニの作品やインプロヴィゼーションを使ってそういった色合いを加え、さらに「イベロアメリカーナ」の幅を拡げたいと思っている。
バッハ、ヴィラ=ロボス、ロルカ、パガニーニ、そしてユパンキ、これらはぼくにとって、自作曲以外で自分を表現することのできる最良の絵筆だ。

いろいろなことを想像しながら、少々遊びの要素も含めて作った新作。秋の日本公演ではフルヴァージョンを演奏する予定。
ヴァイオリン協奏曲第1番の主旋律(ふたつめの動画の導入部)は、ギターで弾いても美しい。

ぐっと古いが、1947年に、イギリスの二枚目俳優スチュアート・グレンジャーを主役に据えて製作されたパガニーニ映画「MAGIC BOW」では、”これはぼくが、最愛の女性のために作った調べなんだ”と言って、ラスト、美しい恋人のためにグレンジャーがこのメロディーを奏で、めでたしめでたしのハッピーエンドとなる。

「ラ・ギタリスタ 〜悪魔の恋人〜」は、こうした遊び心に若干のロック・フィーリングを加味することによって、19世紀のクールな先輩ミュージシャンへのオマージュとしたナンバー。

コピーライトの切れている古典楽曲をあれやこれや使い、イメージを膨らませながらプレイする(遊ぶ)ことほど、音楽のプレイヤーとして楽しいことはない。

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* A Paganini Pt.2 パガニーニ第2章

Chordify! きみもユパンキ!

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An amazing website!
Con esta pagina, ¡Podrás tocar “Yupanqui!”

アメリカのビックリウェッブサイト
ラテンアメリカツアーの際の現地のテレビでのライヴ演奏が、自分が弾いているギターのコードとともに表示され、いっしょにセッションできるようになっている。

この曲は、ボリビアを起源に持つ、6/8拍子の”バイレシート”という形式を持つもので、まさに、ユパンキスタイルのアルゼンチンフォルクローレギターの極致といってよい最高傑作。
特にコーラス部分のリズムカッッティングは、自分でもどうやって身についたのかわからないほど複雑なもので、もちろんコードを知るだけでは同じようにはならないが、このように弾いてみたい人も多いのだろう。

しかしビックリ‥

Homage to Lorca in Dance & Poem

La función especial en Seoul, Corea del Sur, representando “Homenaje a Garcia Lorca” con las fantásticas bailarinas coreanas.

韓国を代表する現代舞踊団「チャンム(創舞)」の女性ダンサー4名との共演によるソウル公演。
”カンテ・ホンド”と大きな共通性を持つ朝鮮半島の伝統舞踊の基礎に裏付けされた彼女たちの優れた踊りは、まさに「ベルナルダ・アルバの娘たちの踊り」だった。

La actuación especial en La Paz, Bolivia, con Beatriz Mendez (recitación de poemas,) excelente cantante boliviana.

優れた歌手であり、国立音楽学校学院長を務めるベアトリス・メンデスさんをゲストに招いての、朗読版「ロルカへのオマージュ」ボリビア公演。
南米のアーティストによる朗読は優しく穏やか。傍らで心地よくギターを弾いている。

なお、このパフォーマンスのあとは、そのまま真骨頂(!?)ユパンキの名曲「ラマ追い馬子の歌」と「ヌンカ・ハマス」の演奏が収録されている。
天に一番近い都市における”アンデスのふたつの調べ”のパフォーマンスは、真に感極まった。

この動画でプレイしているギターは、現在、東京のクロサワ楽器総本店クラシックギターフロアの皆様のご厚意によって、多くのツアーに使用させていただいている「ホアン・エルナンデス」。
あらゆるタッチに反応する、そのスペイン的なシャープで美しい音色は群を抜いている。

Shiro Otake, Virtuoso Guitarrista

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大竹史朗 ヴィルトゥオーゾ・ギタリスト

南米ツアーの大報道。
「ヴィルトゥオーゾ」というのは「巨匠のなかの巨匠」を意味する、傑出した器楽ソリストに贈られる最大級の賛辞。もちろん自分は冗談にもそのようなことは思わないが、このツアーは、これまで培ってきたことが確かな手応えとなってコンフィアンサ(確固たる信念に基づくセルフ・コンフィデンス)に昇華した素晴らしい旅だった。

最良の環境で自分の音楽を表現させてくださった関係者の皆様に、この場を借りて心から感謝の意を表したい。