9.24 ニューヨークシティー、ハンターカレッジのラングリサイタルホールでの公演が、150席すべてソールドアウトとなり大成功しました。
世界一エンターテインメントの多いマンハッタンの、しかも土曜日の夜(今回も、ニューヨーク映画祭のオープニング ーなんと同じ日の同じ時間に、山田洋次監督の‘隠し剣鬼の爪’がリンカーンセンターで上映とあって、明日日曜日、日本大使公邸に私も山田監督もお招きを受けていますが、きっとそのお話に花が咲くことでしょうー に加え、日本協会主催による、日本からそうそうたるメンバーを呼んでのスーパーエンターテインメント現代能‘鷹姫’の初演、またブロードウェイミュージカルのスター・ディーヴァたちのガラコンサートなどが同じ日にありました)、アーティストたちの集客戦は熾烈さをきわめますが、本当にたくさんの皆さんに集まっていただけたことを、心から感謝しています。
Thank you, everyone !!!
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9.24 NY公演にむけて Part 6
牛追いのようにギターを弾く
フォルクローレ・ギタリスト 大竹 史朗さん
週間NY生活(2005年 9月15日) ‘顔’ 欄
アルゼンチンの山村で暮らす南米先住民の郷愁誘う音楽、フォルクローレ。ラテン音楽の世界で、大竹さんの芸名・シロ・エル・アリエーロの知名度は抜群だ。今年から本名で演奏活動に乗り出し、日本人としての自分とフォルクローレとの融合音楽の世界にも挑戦する。
9.24 NY公演にむけて Part 5
フォルクローレ・ギタリスト 大竹 史朗 (シロ・エル・アリエーロ)
故ユパンキと魂の共演 9月24日NYでソロ公演
よみタイム (2005年、9月9日)
南米の人々を魅了する日本人フォルクローレ・ギタリスト、大竹史朗(シロ・エル・アリエーロ)が、今月24日(土)、ニューヨークでソロ公演を行う。‘シロ・エル・アリエーロ’といえば、フォルクローレ・ギターの巨匠アタワルパ・ユパンキ(1908ー92)の遺志を継ぐギタリストとして、南米はもちろん、ニューヨークのラテン系コミュニティーで相当な知名度を誇る。今回の公演では、最新CD‘マリア・ルイサ’から日本語の曲も披露する予定だ。
今はなきワールドトレードセンターでのインタビュー
2001年の8月に、ブエノスアイレスの人気テレビ番組‘Canal 5 de Vicente Lopez’で放映された私のインタビューがあります。
実はこれは、あの恐ろしい惨劇をそのちょうど二ヶ月後に迎えることになる、NYワールドトレードセンターのツインタワーを見上げるプラザの一角で行われたものでした。
ここにその放送が収録されたビデオテープがあり、これには私の映像に加えて美しいツインタワーのショットが挿入されているのですが、私はこの街にきて間もない頃、タワーの屋上に登って、はるかに広がるマンハッタンを見下ろしながら、“これからよろしくたのむぞ”などと祈ったものでした。
その後ニューヨークは、ただひとりでそのふところにとびこんできた若者の願いを聞いてくれ、数多くのプレゼントをしてくれました。
あの9月11日の朝、このタワーが崩れ去った瞬間、私はまさに胸をえぐりとられるような思いでした。
インタビューに答えている私を見下ろす美しい姉妹のようなツインタワー、こんなかたちで想い出のなかにのその姿を残すのみとなってしまった運命を考えると、もういまこのビデオを観ることはできません。
今年、4年めを迎えるナインイレブン、その日私たちニューヨークに暮らす者は、もう二度とこんなことが世界のいかなる場所ででもおこらないように祈るのです。
心の仲間たち、セントロ・ニッケイ・アルヘンティーノ 2 - ブエノスアイレスに生きている日本
ブエノスアイレスの中心地から少し離れた、パレルモと呼ばれる地区に中南米最大の日本庭園があります。
広く美しい庭園は実に立派なもので、ただ散策して歩くだけでも心地よいのですが、園内には日本の民芸品を売るお店や、庭園をながめながら日本料理を楽しめるレストランなどもあり、この地球のまったく反対側の異国情緒を味わうために、休日には家族連れの人々でいっぱいになります。
この日本庭園で、私はいままで何度か公演をしています。