「Knight’s NY diaries」カテゴリーアーカイブ

ニューヨーク日記

‘カザルス-無伴奏チェロ組曲’、ロックレーベルから再プレス

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今月はじめ、ドイツのZYXなるロック系レーベルから突然再発売となった歴史的音源、パブロ・カザルスによるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲集。
写真のような’クール’なジャケットにも魅かれ、すぐさま購入。
ウーン、これはスゴイぞ!

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ハッピーひなまつり!

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私にとって、なによりも素晴らしい少年時代の思い出である青山学院初等部において、6年間にわたりずっと同じクラスメートだった仲良しの女性が、ひなまつりを前に、美しい和紙で作られたたくさんの’竹とんぼ’と、チャーミングな3D’ひなまつり’カードをニューヨークまで送ってくれました。
彼女は、小学生のときに、すでにカザルスの無伴奏チェロ組曲を聴きながら、宮沢賢治の傑作文学’セロ弾きのゴーシュ’を”こんな感じかな”などなど思いながら読んでいたという(スゴイヤツ!)人で、私もつい最近その話をきいてすっかり驚かされていたところでした。

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’バッハの家庭音楽会’、アタウアルパ・ユパンキ公式サイトに

作秋、東京で行った、私にとってユパンキへの一大オマージュともいえるリサイタル、’アルゼンチン風バッハ第8番’カンタータ’バッハの家庭音楽会’が、本国アルゼンチンのユパンキの公式サイトに紹介を受けました。
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公式サイトでは、私たちの東京公演の話題のすぐ下にならんで、やはり昨年、音楽のたいへん盛んなアルゼンチンのロサリオ市で上演された、ユパンキの詩作をもとに創作されたカンタータ、’トゥパク・アマルの犠牲’(左の写真はそのポスター)のステージの様子が伝えられています。

地球のちょうど反対側に位置する、ユパンキが愛したふたつの国で行われた、同じ精神のもとに創作されたこのふたつの’カンタータ’に、彼もきっと天国で喜んでくれているでしょう。
また、香川京子さんが、ユパンキの公式サイトにお名前が紹介された、日本で最初の女優さんになってくださったことも嬉しいことです。
この南米に生まれた偉大なる巨人のレヴェルに少しでも近づくべく、私は今後も努力をかさねる所存です。