マチュピチュ・コンサートツアー記 -Epílogo-
11月29日、天空都市マチュピチュのサンクチュアリ・ロッジで行ったコンサートのクライマックス、私と現地のアンデス音楽グループ、’アルモニア’との共演時の写真を、今回日本からツアーに参加なさったお客様がご親切に送ってくださいました。
以前(私のプレ・インカ時代のカメラ!で)アップデートしたものは少々暗めであったので、背後にそびえるワイナピチュがはっきり確認できるこのナイスアングルなショット。
嬉しいプレゼントとなりました。
この場をかりてお礼を申し上げます。
‘インディオ・ブランコ(白いインディオ)’、シロ・エル・アリエーロ&アルモニア(左より、ツイン・ケーナのペルシーとヤミル、チャランゴのハビエル、そしてボンボのアンジェロ)。
“¡Inca, eres hijo del sol!”
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マチュピチュ・コンサートツアー記 -Parte Final-
マチュピチュでのコンサートを終え、ふたたび首都リマに戻ってきました。
前回、二年前のリマ公演の際は、とにかくメイン・リサイタルにおいて、1200人収容の大ホールをいっぱいにしなければならなかったため、着いた翌日の朝からラジオ、テレビ、そしてメジャー紙のインタビューに応じてリマっ子にPR。
五日間の滞在中も公式日程がビッシリで、ゆっくりとペルー観光をする時間はまったくありませんでした。
もちろん公演は大成功をおさめ、私のキャリア上でも最高の夜になったことがひきかえとなりましたが...。
今回、嬉しいことに、グローバルユースビューローとのはじめての仕事では、ほんとうにゆっくりと、この数ある南米の国々のなかでも、もっとも魅力あふれる国のひとつであるペルーを満喫することができました。
それではしばしのリマ散歩のあと、謎の地上絵で知られるナスカへとご一緒して、今回のこのペルー日記をしめくくりたいと思います。
(写真:リマの最高級エリア、ミラフローレス地区にて。私の背後にあるモダンなビルは、今回の宿泊ホテルとなったJWマリオット。)
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マチュピチュ・コンサートツアー記 -Parte Tercera-
2007年、11月29日夕刻、私の奏でる、アタウアルパ・ユパンキの名作、’栗毛の馬’のイントロダクションが、マチュピチュの遺跡を背後からいまも見守る雄大なワイナピチュの峰に響きました。
数ある世界遺産でもトップの人気度を誇るマチュピチュの神秘の空間、そしてかの地で行われたスペシャル・コンサートへと皆様をご案内します。
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マチュピチュ・コンサートツアー記 -Parte Segunda-
11月25日の夜、私をのせたラン航空531便は、ニューヨークを発つと、もう翌朝26日の早朝にはペルーの首都リマに到着。
2年前のリマ公演の際は、スケジュールの関係で東京から往復したため少々こたえましたが、今回はニューヨークの自宅からの出発で、しかもフライト時間もリマまでは直行便でたったの7時間。
南下するだけなので時差もなく、とても楽な移動でした。
リマで2日間を過ごしたあと28日朝、いよいよかつてインカ帝国の首都として栄えた、アンデス山脈にいだかれる美しい町クスコへ。
今回は、リマからコンサート会場であるマチュピチュまでの遥かなる道のりを、クスコ、そしてさらに’聖なる谷’とよばれる美しい山峡にひろがるウルバンバ、オリャンタイタンボといった町々を訪れながらご一緒したいと思います。
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マチュピチュ・コンサートツアー記 -Parte Primera-
最高のクオリティーを誇る日本の旅行会社、グローバル・ユース・ビューローとのプロジェクトのために、去る11月25日から一週間にわたって滞在したペルー。
おそらくインカ帝国が味方についてくれたのでしょう。
天候にも恵まれ、マチュピチュでのコンサートは、私にとっても一生涯忘れられない経験となりました。
これから少しずつその模様をアップデートしてゆきます。
楽しみにお待ちください。
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アンダルシアのレモンと、イタリアの濃厚なハチミツに、アタウアルパ・ユパンキの魂が溶け合う、静寂のグロリエータ(四阿)「カンテホンド・イベロアメリカーノ」の音楽世界