***
A la continuación de ‘Zamba del grillo,’ la gran parte de mi ‘tradición‘ en mi mano izquierda, aquí te comparto mi nueva parte muy aventurera de la ‘reformación‘ en mi mano derecha en el mismo tiempo.
For the continuation of ‘Cricket’s Samba,’ my most important ‘tradition‘ part which I hold in my left hand, here I share ‘Yerma,’ my
adventurous ‘reformation‘ part which I hold in my right hand at the same time.
僕が常に左手に持つ、ミュージシャンとしての自分を内側からしっかりと支える「伝統」である「こおろぎのサンバ」に続き、これは、バッハの名曲、無伴奏ヴァイオリン組曲第1番の「サラバンド」をインプロヴィゼーション展開させた、僕の右手にある、アーティストとして最も重要な「改革」。
僕のフィールドで言えば、現在大抵のクリエイションというのは、僕自身誰よりも素晴らしいと思うパコ・デ・ルシア、アストル・ピアソラ、ガトー・バルビエリ、そしてマイルス・デイヴィスらの巨人たちによって(とくに打楽器の使い方とグループ演奏形態などで)行われてしまっており、僕たちは本当に狭いスペースの中で新たな音楽創りを模索してゆかなければならないのだが、ここにご覧いただく非公開動画は、ポルトガルの民俗音楽「ファド」の花形楽器ポルトガルギターと、同国の女性歌手を加える予定の、おそらく誰の亜流にもならない、極めて斬新なものになると信じる新しい作品。
これは、現在ポルトガルギターのプレイヤーが、これを聴きながら彼のパートを考えるための音源。ラストの歌は僕自身がポルトガル語で歌っているが、これはポルトガルの女性歌手が実際は歌う。
歌の前に、少々演劇風の朗読が入るが、わかりやすいように日本語字幕をつけてある。
お楽しみいただければ嬉しい。