大成功裡に終了した2月26日のカーネギーホール公演。
今日は皆様を、舞台裏へとご案内します。
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背負うは三尺二寸、イスパニア製岩流物干竿(?)。
佐々木小次郎は申の刻(午後4時)カーネギーホール入り。
今回招待を受けた母上もいっしょにござる。
本番前、入念にリハーサルをする私。
それをじっと見守る、ニューヨークシティー・ハウジング・オーソリティー・シンフォニー・オーケストラの創設者であり、今回のコンサートの主催者のジャネット・ウォルフさん。
今宵のジャネットさんは獅子奮迅。
リハーサル中は、オーケストラのメンバーたちに、楽曲演奏に対する細かい指示を出し、開演前になると、今度は当日渡しの予約チケット配布を自ら担当。
そして終演後は、満場の聴衆に声高らかにスピーチ。
こんな94歳の女性がほかにいるでしょうか。
そこには、自らが40年間に渡って築き上げてきたオーケストラに対する、誰にも負けない強い愛がひしひしと感じられました。
スペシャル・ゲストとしてコンサート第一部を締めくくった私の前に、ホーンアレンジされたゴスペル・ナンバーのパフォーマンスを行ったニューヨークシティー・ハウジング・オーソリティー・シンフォニーのメンバーたち。
この演奏は特筆すべき素晴らしいもので、私は深く胸を打たれました。
このような優れた音楽家たちと、美しいカーネギーのステージにともに立てたことを、私は誇りに思っています。
お役目御免!Thanks MAN !