ユパンキのお告げ、そして山崎克洋さん追悼
カーネギーホール公演を約二週間後にひかえ、主催者から、当日の会場入りやドレスリハーサルなどのタイムスケジュールの連絡も受け、あとは体調に留意をしながら、現在この責任重大なパフォーマンスを成功できるよう準備をしている私ですが、そんな私の前に一週間ほど前、ユパンキがひょっこり夢に現われ、これまた実に不思議なことを言ったのです。
ユパンキのお告げ、そして山崎克洋さん追悼
カーネギーホール公演を約二週間後にひかえ、主催者から、当日の会場入りやドレスリハーサルなどのタイムスケジュールの連絡も受け、あとは体調に留意をしながら、現在この責任重大なパフォーマンスを成功できるよう準備をしている私ですが、そんな私の前に一週間ほど前、ユパンキがひょっこり夢に現われ、これまた実に不思議なことを言ったのです。
アタウアルパ・ユパンキの素晴らしき詩の世界 XIV
ラ・ギターラ(アタウアルパ・ユパンキ)
蜜と悲しみ
そして涙の泡でその姿をなし
満月のくちづけと
夜明けにみなぎる血とともに
オーロラの輝きと 澄んだ川のさざめきによって生を受けた
孤独の*マドゥーラ
満天の星空の下
ギターの奥底から いくたびもいくたびも音楽が流れ出す
そのからだは たんなるマドゥーラではなく
それは 燃えあがる密林
木々の枝の悲しみが歌を生み
ふたつの手が 翼となって
満天の星空の下
ギターの奥底から いくたびもいくたびも
はるか 音楽が舞い上がる
祖国の自由のための苦い戦い
騎馬の群れ 槍 駿馬
やがて 種蒔きの時が訪れる
清らかな命がそこに生まれ
大地は香り 声高らかに歌う
朝に花が咲き乱れ
ギターの密林を 歌で満たす
吟遊詩人たちは奏でる
歓びをあたえる甘味さを
かなうことのないやるせなさを
それは 長い夜をなぐさめる**アルキテクト
満天の星空の下
深い傷が 歌をつくる
ギターはこれらのことを知っている
それゆえギターは悲しむのだ
* 木材
** 建築家
2月26日に行われるカーネギーホール公演において、主催者のジャネット・ウォルフさんのお計らいにより、東京に暮す私の母が、当夜特等席にて招待を受けることになりました。
母は仕事柄、これまでに多くの国々を訪れていますが、実はアメリカには一度も来たことがなく、これが彼女にとってはじめてのニューヨーク訪問となります。
ジャネット・ウォルフさんは、驚くような錚々たる交遊関係をもつニューヨークの名士です。
この場をかりて、ジャネットさんに心から感謝の意を表したいと思います。
そして....
私自身、素晴らしい日本の思い出となった、盛岡市立北稜(ほくりょう)中学校でのスペシャルコンサート。
今日は、生徒のみなさん、そして当日いらっしゃったお母様たちから寄せられた感想を以下ご紹介します。
東京で行われた母の授賞式の直後12月1日、私は盛岡市立北稜中学校の佐々木繁校長先生のご招待を受けて岩手県を訪問。
同校体育館において、テストを間近に控えた三年生をのぞく、一年生と二年生、先生方、そして父兄の皆さん500名を前にスペシャル・コンサートを行いました。
(写真はすべてクリックすると大きなサイズでご覧いただけます)