「Shiro On Tour」カテゴリーアーカイブ

ツアー & ライブ

5.12 UN Concert ニューヨーク国連公演

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El lindo diseño del cartel y el programa de mi concierto en Naciones Unidas, 12 de mayo.
Agradezco mucho a la gente de NU por su trabajo muy dedicado.

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La belle conception du affiche et le programm de mon concert aux Nations Unies au 12 mai.
Je remercie les gens pour leur travail très dévoués.

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4月20日に日本からニューヨークに戻ったが、すぐにアメリカ国内での仕事にとりかかったため、まだ大成功を収めた香川京子さんとの東京公演の模様をご紹介できずにいる。

これは、何度も何度も細部にまで渡って改訂され完成した、一週間後に控えた(5月12日)国連スペシャルコンサートのプログラムとポスター。
関係者の皆様の力の入れようは並ならぬものがある。が、それは決して印刷物だけではない。

今回、ありがたいことに、よりギターの音が美しく響くようにと、数日前にぼくの立会いのもと、専用のPAとマイクを特別に購入していただいた。
国連代表団の専用車で、マンハッタンの目抜き通りにある楽器店のど真ん前に乗りつけ、必要な機材を入手して帰ったという経験は、恐らくぼくにとってこれが最初で最後になるだろう。

Homage to Federico García Lorca in NYC

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Aunque tengo solamente las fotos durante el ensayo, fue un gran éxito mi NY recital con la maravillosa audiencia y el fantástico sonido del teatro.
No he nunca de olvidar de este concierto que me ha hecho estar a la “start line” de mi viaje interminable de “Iberoamericana.”

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Bien que je n’ai que des photos de la répétition, mon concert a été un grand succès avec le public magnifique et le son fantastique du théâtre.
Je n’oublierai jamais ce concert qui m’a fait être à la ligne de départ de mon interminable voyage de “Iberoamericana”.

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手元にリハーサル時の写真しかないが、悪天候のなか集まってくださった素晴らしいオーディエンスと、演奏しているぼく自身がしびれるような抜群の音響(歴史的建造物のみが持つ天然のアコースティックサウンド)とともに、ガルシア・ロルカに献呈した新作初演ニューヨーク公演は成功を収めることができた。
確固たる信念とともに、決して終わることのない「イベロアメリカーナ」追求の旅のスタートラインにぼくを立たせてくれたこのコンサートのことを、おそらく生涯忘れることはないだろう。

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この日、新しいギター「ホアン・エルナンデス」は、完全にぼくと一体となって泣き、叫び、そして美しい声で歌ってくれた。
いま一度ここで、この極めて優れた「スペイン美女」を自分に託してくれた東京のクロサワ楽器日本総本店クラシックギターフロアの皆様に、心からの感謝の意を表したい。

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Mi pasión / Homenaje a Garcia Lorca

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Saturday, 18th of March, 2017.
5:30 door 6:00 concert

West End Theater @ St.Paul And St.Andrew Methodist Church

263 W. 86th Street New York NY (bet.Broadway and West End Avenue)

$25.00 (General admission)

Information: 917-678-0810 or shiroguitarra@gmail.com

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Program

1. Allemande BWV.1011 / J.S.Bach

2. El arco de Elvira / Shiro Otake

3. Solitude et Romance (from the soundtrack of the film “Ichijiku no Mori (The Fig Forest)”) / Shiro Otake

4. Iberoamericana / Shiro Otake

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5. Two Portraits of Maria Teresa Lopez

6. La Guitarra ~ El Ruiseñor (The Guitar ~ The Nightingale)

7. Nambu / Shiro Otake

8. Suite “El Fuego de Los Dioses”

Juan Hernandez Concierto S

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Durante mi estancia en Japón, me fui invitado a ‘Kurosawa Classical Guitar Tokyo‘ para dar un evento especial.

Al partir de este momento, voy a utilizer la bellísima “Juan Hernandez Concierto S” presentada por Kurosawa como el modelo ‘Shiro Otake Custom.’

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Pendant mon séjour au Japon , je fus invité à 《 Kurosawa Classic Guitar Tokyo 》pour donner un événement spécial .

A partir de ce moment, je vais utiliser la belle 《 Juan Hercandez Concierto S 》 présenté par Kurosawa comme le modèle〈Shiro Otake Custom〉.

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Durante la mia permanenza in Giappone , sono stato invitato a “Kurosawa Classical Guitar Tokyo” per dare un evento speciale .

Da ora in poi , userò questa bella ” Juan Hernandez Concerto S “, presentata da Kurosawa come il mio modello, ‘Shiro Otake Custom.’

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During my stay in Japan, I was invited to “Kurosawa Classical Guitar Tokyo” to give a special event.

From now on, I will use this beautiful “Juan Hernandez Concierto S” as ‘Shiro Otake Custom.’

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今回の日本滞在中の11月8日、東京のクロサワ楽器総本店にご招待を受け、同楽器店のスタッフの皆様によって選出していただいた、今後、私がオフィシャルな楽器としてプレイするスペインの優れた楽器、”ホアン・エルナンデス・コンシエルトS”を初使用してのスペシャルミニコンサートおよび、CDのサイン会を行った。

当日の様子は、こちらの「クロサワ楽器ブログページ」をご覧ください。

’ホアン・エルナンデス・コンシエルトS’は、いまの私が最も必要としているサウンドを得られるギター。

デザインはきわめて美しく、豊かな音色は繊細さ、甘さ、シャープさと強さをすべて兼ね備え、さらに、ギターが何よりも鳴らなくてはいけないE minorの開放6、3、2、1弦をザーンとはじいてサウンドホールを上に向けると、その残響は、まるでパイプオルガンのように深く大気に染み渡る。
アタックの強いアポヤンドを多用する私のプレイスタイルに対しても、音が決してへたらない。

現在私は、今週末、ニューヨークのスタジオでマスタリング作業を行う新作CD、「アネモーヌの乙女」に収録する、この楽器を使用した先日の東京公演のライヴ音源のサウンドチェックを毎日入念に行っている。
ぜひこのアルバムを楽しみにしていただきたい。

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最後の写真は、イベント後、表参道のイタリア料理店にて大応援団の皆様と。
私がいま、ミュージシャンとして活動していられるのは、ここにいる方たちのおかげといっても過言ではない。
いちばん左は、私にとってかけがえのない大恩人、大根田勝美さん。

Photos taken by Kunuhiko Horiguchi

ローズマリーの丘

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ビジャ•デ•マリア•デル•リオセコの

ローズマリーの丘のふもとで 私は生まれた

私が 私について語れるのは ただそれだけ

なぜなら私は ここで歌われる調べの響きでしかないのだから

_レオポルド•ルゴーネス(1874-1938)

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アルゼンチンの国民詩人、レオポルド•ルゴーネスに公式献呈した組曲「神々の炎」

この写真は、その晩に記念公演を控えた午後、上記の詩にあるルゴーネスゆかりの地、「ローズマリーの丘(セロ•デ•ロメロ)」の頂上で、コンサートのビデオ収録にあわせた付帯映像として撮影されたものです。

(クリックすると拡大表示します。)

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アルゼンチンの少年少女たちに完全包囲!

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この動画は、ブエノスアイレス公演の際に受けたインタビュー映像。

コンサート•オープナー、アタウアルパ•ユパンキの傑作曲「栗毛の馬」のフルバージョンに始まり、次に私のスペイン語インタビュー、そして最後にほんの少しですが、合唱をともなった「神々の炎」の第4楽章’ビジャ•デ•マリア’のラストの部分が収録されています。

この第4楽章は、上記のルゴーネスの詩をそのまま歌詞として使い、メロディーを乗せました。

このコンサートの直前、ホテルの部屋で少々疲れが出たか、ヒゲを剃るカミソリの手元を狂わせアゴをザックリ(血まみれ!)。
インタビューで顔がアップになると、アゴに小さなバンソウコウをはっているのがわかります。