ノーネスチャンネルとのインタビュー ON AIR

限りなきバッハへの想い そして南米音楽への情熱

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二週間の日本滞在を終えてニューヨークに戻る前日、12月1日に東京で収録を行った、ノーネスチャンネルによるインタビューのオンライン配信がスタートしました。
「ひとつのダイヤモンド」と題された、全二部構成によるこのインタビュー。
ユパンキ音楽との出会い、アメリカへの旅立ち、さらに敬愛してやまないバッハに対する想い、そして現在の私の音楽に対するアプローチと考え方が、ひとつのテレビ番組としてたいへんていねいに作られています。
まずこの場をかりて、ノーネスチャンネルの平山秀善代表兼チーフ・エクゼクティヴ・オフィサー、そしてノーネスユニバーシティーの学園長、鮎川雅子さんに心から感謝申し上げます。


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番組のなかで、私は二曲のライヴ演奏を行っています。
ひとつは、私自身をつねに根底から支えてくれているバッハの音楽のなかでも、ギターにアレンジされて最大の効果が発揮された”プレリュードBWV996”。
そしてもうひとつは、これまで長きにわたって培ってきたアルゼンチンとの縁のなかでも、私にとってもっともかかわりの深い、北部コルドバ、そして南部サンティアゴ地方の混合文化である、アルゼンチンフォルクローレ最大の醍醐味リズムのひとつ、”ガト”を使って作曲したオリジナルソロ、「ラ・サンティアゲーニャ」。
カウチに腰掛けた状態のままでの、ヴィデオカメラ相手の一発録りは、決してベストなコンディションによる演奏ではありませんが、もしこの二曲の演奏から、私のなかでバッハと南米フォルクローレが、まったく同じエモーションとエネルギーをもって、同じレヴェルで存在しているということをおわかりいただければ、これ以上の喜びはありません。
それではどうぞお楽しみください。

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ノーネスチャンネルインタビュー「ひとつのダイヤモンド」1/2
ノーネスチャンネルインタビュー「ひとつのダイヤモンド」2/2