‘El niño duerme sonriendo’ Un fino arte de Atahualpa Yupanqui 「微笑みながら坊やは眠る」ユパンキ芸術の極致

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Mi interpretación homenajeada en vivo al gran guitarrista argentino y el gran poeta español, Manuel Benítez Carrasco.
Es una vergüenza que por hoy la mayoría de la gente no conoce esta hermosísima canción. Aparte de la búsqueda de mi propia música, tal vez seria mi deber que divulgar este tipo del gran tesoro desde aquí a adelante.
Atahualpa Yupanqui… Sin duda era un verdaderamente extraordinario y un mejor guitarrista que nadie puede llegar a su nivel incluso hoy.

My homage live performance of ‘The boy sleeps smiling,‘ a stunning collaborative work created by the greatest Argentine guitar player and the fantastic Spanish poet, Manuel Benítez Carrasco.
It’s truly a shame that no one knows this beautiful song today, and now I feel like it must be my duty to let the world know this kind of treasure besides in search of my own music.
Atahualpa Yupanqui… he was literally the finest guitar player whom no one could reach even now.

スペインの詩人、マヌエル・ベニーテス・カラスコが書いた詩にユパンキが曲をつけて発表した、まさにその芸術の極致といえる作品。
カラスコは、ユパンキよりひとまわり以上年が下だったが、おそらくこの若い詩人の胸に迫る詩の世界に深い感銘を受けたのだろう。
今日、残念ながらこの曲を知る人は本当に少ない。
自分自身の音楽をクリエイトする以外に、こういった隠れた名曲を広めてゆくのは僕のこれからの役目になる。

歌のパートから語りのパートに移る前に聴かれるギターの調べは、このアルゼンチンの偉大なるギタープレイヤーが、いかにこの楽器の真の響きを理解し、その精神をサウンドとして反映させることができたかを雄弁に物語るものだが、そういうことをわかる人間もまた決して多くない…

これはライヴ録音だが、僕にとってこの演奏は、現時点でこれ以上上をゆくことはできないものだと思っている。

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”川のあぶくが 夜キラキラ輝きながら
坊やに レースのおべべを編んでいるよ

夜空の いちばんきれいなお星さまとって
坊やに ガラガラを作ってあげたい

微笑みながら 眠る坊や
ああ 私の坊や
なんて 坊やの世界はきれいなんだろう
ああ 私の坊や

(語り)

坊やは 魚になりたくて
海辺に行って 足を水につけてみたけれど
坊やは 魚になれなかった

坊やは 雲になりたくて
空を見つめ 飛んでみようとしたけれど
決して 空を飛ぶことはできなかった

坊やは 大人になりたくて
力いっぱい 大声を出そうとしたけれど
世界は そのままとまっただけ 
坊やは 大人になることはできなかった

年月が流れ 坊やは大人になっていた
喜びと悲しみに 心をかき乱しながら 
ひとり歩いていた
そして 彼は 坊やになりたいと思った
魚に 雲になりたいと思った

しかし 海辺は苦悩に満ち 雲はすでに過ぎ去っていた

こうして男は あてもなく ひとり歩く 
傷つき苦しむ 坊やを連れて
心を 呻(うめ)かせながら!

微笑みながら 眠る坊や
ああ 私の坊や!