プロジェクト・ガルシア・ロルカNYC

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去る4月8日、東京公演にむけて出発の3日前、皆既日食でにぎわうニューヨークのミッドタウンにおいて、親しい書道家・院京昌子さんとともに、これから力を入れてゆく、「書」とギターによって、アンダルシアの「カンテ・ホンド(深い歌)」を表現する、「プロジェクト・ガルシア・ロルカ」の第1弾、”ソレダー・モントーヤ ~黒い哀しみのバラード~”の撮影を行った。

「黒い哀しみのバラード」は、ひとりのジプシー娘の姿を通して、アンダルシアに暮らすジプシーたちの悲哀と宿命を謳いあげた、ガルシア・ロルカの傑作詩のひとつ。

アンダルシアを、ニューヨークのミッドタウンに置き換え、昌子さんが、主人公の”ソレダー・モントーヤ”を演じ、僕自身が、脚本、撮影、編集、演出、そして音楽とすべて担当した作品。

いま、ロルカと音楽といえば、猫も杓子も、ありきたりのフラメンコという感じだが、ロルカはフラメンコとカンテ・ホンドの違いを問われた際、”現在歌い踊られているフラメンコは、カンテ・ホンドの退化でしかない”という発言をした。

ロルカとフラメンコをひとつとして考えるのは、決して正しくない。

僕は今後も、この「カンテ・ホンド」を、決してフラメンコにせず、自分が感じる独自の方法で表現してゆきたい考えでいる。

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