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Una interpretación en vivo del tercero y del ultimo movimiento de ‘Suite Nambu,’ mi obra inspirada por la belleza de ‘Iwate,’ la provincia ubicada en el norte de Japón, y también por las maravillosas poesías de Takuboku Ishikawa (20 de febrero, 1886 – 13 de abril, 1912), poeta nacional que nació en Iwate.
A live interpretation of the 3rd and the final movement of ‘Suite Nambu,’ my original composition inspired by the beauty of ‘Iwate,’ a prefecture located in northern Japan, and also by the emotional poetries of Takuboku Ishikawa (February 20, 1886 – April 13, 1912,) one of the finest Japanese poets born in Iwate.
職業として音楽をプレイするようになってから、日本のいろいろな美しい土地を訪れることができるようになったのは本当に嬉しいことだ。
これは、岩手県に二度目に招待を受けた際、はじめて見た岩手山の壮大な美しさに受けた霊感から土台を作り、そののち同県の石川啄木記念館のご招待によって、啄木自身が教鞭をとったという、今も残る学校の教室でスペシャルコンサートを行ったことから決定的なアイディアを拡げ、彼の短歌を鏤めることによって完成させた四楽章組曲「ナンブ」の第三、そして最終楽章の、東京におけるライヴ演奏。
自分でも、最も気に入っている作曲のひとつを創る素晴らしい機会を与えてくれた岩手県の皆さまに、そして石川啄木記念館の山本令子さんに、この場を借りて改めて深く感謝したい。
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La otra interpretación en vivo de ‘El Viento y Puccie,’ una chacarera inspirada por mi querido ‘cachorrito’ que jugaba en el campo como en viento. Fue filmado a la parte ultima de mi entusiasta recital en el Hotel Camino Real da ciudad de Guatemala.
The another live interpretation on ‘The wind and Puccie,’ an original composition inspired by the image of my beloved doggie was running like wind in the countryside. This video was recorded at the final part of my enthusiastic recital at the Hotel Camino Real in Guatemala City.
もうひとつ、ガラリと雰囲気を変えてアルゼンチン・フォルクローレの早いリズム”チャカレラ”を使って、愛犬が野原を風のように駆け回るさまをギターソロにした「風とプッチー」。
熱狂的大成功をおさめたグアテマラシティのカミノレアルホテル公演における二回目のアンコールとしてプレイした。
本場ラテンアメリカの観客のリアクションをお楽しみください。
このギターは、ヘッドに木製のペグを使ったカスタムモデルで、アルゼンチン、コルドバ州北部のリオ・セコとう小さな町に暮らすグレゴリオ・カブラルという名工が作ってくれたもの。
世界的に知られている人ではないが、自分はこの人物に3台の楽器を特注しており、いずれも特に南米公演において最大の威力を発揮してくれている。
この動画から、彼の楽器がいかに優れた音色と高い機能性を持つかおわかりいただけるだろう。
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ちなみにトップの「ナンブ」で使用しているギターは、実はこれ、アメリカのどの町の楽器店でも手軽に入手できる、’ライムンド’という(スペインで大量生産される)言って見れば廉価の楽器だが、言わなければこのギターがハードケース付きで700ドルとは誰も思わないだろう。
前記のバッハの二曲もこの楽器でプレイしており、最初のカーネギーホール招演時にも、このギターを使って出演した。
2015年にクロサワ楽器日本総本店クラシックギターフロアの皆さまとのご縁でスペインのホアン・エルナンデスと出会ってからは、このところしばらく使用していないが、これまで本当に数多くのライヴで自分を助けてくれた楽器だ。
ギターは値段ではない。
いかに自分にフィットするかが大切だ。
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