完璧の極致に高められたギター
私にとってかけがえのないギターの恩師である鈴木巌先生が、毎年いつもニューヨークまで送ってくださる年賀状とともに、昨年大成功をおさめた、先生のドイツでの公演の模様を報じた現地紙掲載の記事を送ってくださいました。
私にとってかけがえのないギターの恩師である鈴木巌先生が、毎年いつもニューヨークまで送ってくださる年賀状とともに、昨年大成功をおさめた、先生のドイツでの公演の模様を報じた現地紙掲載の記事を送ってくださいました。
11月29日、天空都市マチュピチュのサンクチュアリ・ロッジで行ったコンサートのクライマックス、私と現地のアンデス音楽グループ、’アルモニア’との共演時の写真を、今回日本からツアーに参加なさったお客様がご親切に送ってくださいました。
以前(私のプレ・インカ時代のカメラ!で)アップデートしたものは少々暗めであったので、背後にそびえるワイナピチュがはっきり確認できるこのナイスアングルなショット。
嬉しいプレゼントとなりました。
この場をかりてお礼を申し上げます。
‘インディオ・ブランコ(白いインディオ)’、シロ・エル・アリエーロ&アルモニア(左より、ツイン・ケーナのペルシーとヤミル、チャランゴのハビエル、そしてボンボのアンジェロ)。
“¡Inca, eres hijo del sol!”
今年も無事、すべてのコンサート日程を終え(実はまだレコーディングが残っていますが...)、ニューヨークでクリスマスを迎えることができました。
皆様はクリスマス、いかがお過ごしになりましたか?
マチュピチュでのコンサートを終え、ふたたび首都リマに戻ってきました。
前回、二年前のリマ公演の際は、とにかくメイン・リサイタルにおいて、1200人収容の大ホールをいっぱいにしなければならなかったため、着いた翌日の朝からラジオ、テレビ、そしてメジャー紙のインタビューに応じてリマっ子にPR。
五日間の滞在中も公式日程がビッシリで、ゆっくりとペルー観光をする時間はまったくありませんでした。
もちろん公演は大成功をおさめ、私のキャリア上でも最高の夜になったことがひきかえとなりましたが...。
今回、嬉しいことに、グローバルユースビューローとのはじめての仕事では、ほんとうにゆっくりと、この数ある南米の国々のなかでも、もっとも魅力あふれる国のひとつであるペルーを満喫することができました。
それではしばしのリマ散歩のあと、謎の地上絵で知られるナスカへとご一緒して、今回のこのペルー日記をしめくくりたいと思います。
(写真:リマの最高級エリア、ミラフローレス地区にて。私の背後にあるモダンなビルは、今回の宿泊ホテルとなったJWマリオット。)
2007年、11月29日夕刻、私の奏でる、アタウアルパ・ユパンキの名作、’栗毛の馬’のイントロダクションが、マチュピチュの遺跡を背後からいまも見守る雄大なワイナピチュの峰に響きました。
数ある世界遺産でもトップの人気度を誇るマチュピチュの神秘の空間、そしてかの地で行われたスペシャル・コンサートへと皆様をご案内します。