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4/3東京公演 8/28 (金) に延期

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De nuevo la información oficial por Yamaha Hall, para estar seguro de la pospuesta de mi recital en Tokio (hoy,3/4/20.)

Once again, an official information by Yamaha Hall, for my postponed Tokyo recital (today,4/3/20.)

去る4月3日に予定されていた東京公演は、パンデミック拡大防止の理由により、8/28金曜日に延期いたしました。
会場のヤマハホールによる延期のお知らせををリンクします。

3日の夜は、万が一事前情報を得られず足を運んでしまわれたお客様へのご対応のため、午後6時からスタッフの方々が会場で待機してくださいました。
この場を借りてヤマハホールの皆様に深く感謝申し上げます。

なお、お手持ちのチケットは、そのまま8月28日の振替公演にお使いいただけます。
今度こそ、皆様にお目にかかれることを楽しみにしています。

公演チケットお持ちのお客様へ

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Una información para la gente que ya tiene boletos para mi gira en Japón el abril (ya está reprogramado al fin de agosto.)

An information for the people who already purchased my tour tickets in Japan in April which already postponed to the end of August..

東京公演のチケットをオンライン予約なさった皆様は、お手持ちのチケットを、すでに決定した8/28金曜日の延期公演にそのままお使いいただけます。是非、再度ご予定ください。
払い戻し手続きについてはこちらのファンクラブサイトをご覧ください。実は二日前の時点でも、まだチケットご購入希望の方がいてくださったので本当に残念ですが、今度こそ8月、皆様にお目にかかれることを心から願っています。

Guide to reunite with Yupanqui ユパンキとの再会のためのガイド

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Guía para reencontrarse con Yupanqui,” el maravilloso libro hay mi nombre, como ‘algunos se consideran alumnos,’ junto a los de Suma Paz, José Ceña, y Demetrio Xavier. Es un inmensurable honor para mi.

Guide to reunite Yupanqui,” on this beautiful Argentine book you can see my name as ‘one considered as alumnos,’ with the names of the other Argentine and Brazilian artists. It’s a great honor to me.

アルゼンチンで作られた「ユパンキと再会するためのガイド」という素晴らしい書籍に「弟子と熟考される」として、アルゼンチンの2名、そしてブラジルの1名のアーティストとともに自分が紹介を受けている(下記写真の2行目、クリックすると拡大して見られる)。

その4名のうちのひとりは、生前ユパンキが誰よりも大切にしたといわれる、誰もが認める愛弟子、アルゼンチンのスーマ・パスで、自分も彼女が演奏するユパンキの曲はよく聴く。

また、私たち4人の紹介の後は、アルゼンチンのロックバンド、ディヴィディードスの「牛追い」や、ベテラン歌手アルベルト・コルテスがユパンキ作品ばかりを録音したアルバム、また、チリの名シンガー・ソングライターアンヘル・パラが、やはりユパンキ作品を吹き込んだレコードなどの、特筆すべきオマージュ演奏が記されている。

最も大切なのは、ただ巨匠が弾いたものを同じようにプレイすることではなく、全く違う独自なスタイルを持って、しかもそこに同じ精神を感じさせるインタープレテーション。そこに尽きるだろう。

正直なところ、自分はユパンキの弟子であるという意識は持たない。が、彼の素晴らしい芸術の継承者のひとりであるという意識は、最近徐々に持ち始めている。
いずれにしても、こういったことは大変な名誉と感謝している。

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4.3.20 Homage to Atahualpa Yupanqui ユパンキへのオマージュ公演前売開始

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原爆投下から75年
アルゼンチン・コルドバ州政府より“ユパンキアーノ”の表彰を受け
NY国連本部においてピース公演を大成功させた大竹史朗が
アタウアルパ・ユパンキの至宝とともに奏でる平和への祈り

Hiroshima 忘れえぬ町

大竹史朗ギターリサイタル

日時:2020年4月3日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:ヤマハホール
東京都中央区銀座7-9-14
料金:6,000円 全席自由(当日券 +500円)

前売開始:2020年1月31日(金)10:00
チケット取扱:e+(イープラス)

出演:大竹史朗
スペシャルゲスト:LAVA

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アタウアルパ・ユパンキ、1966年春、広島市にて、当時広島アルゼンチン音楽同好会の会長をしておられた故山崎克洋(やまさきかつひろ)さんと。
今回の宣伝物のユパンキの写真は、山崎さんが撮影されて、長い間大切に保管されたいたネガを、数年前に自分が東京でデジタル化したものだ。

1992年2月、「ヒロシマ忘れえぬ町」の作曲に対する公式演奏許可を、ユパンキのご長男ロベルトさんが下さったことを受け、この山崎さんが中心となった広島の市民グループの皆さんのご尽力により、自分は5年ぶりに日本に戻り、そして広島市内のコンサートホールで華々しくお披露目公演をさせていただいた。

当時、ニューヨークのラテンスラム街のバーやレストランで、ただ安物のギターをひっぱたきながら叫んでいた何のキャリアもない自分が、本格的に南米音楽の演奏家として活動をはじめることができたのは、この山崎さんのおかげと言っても過言ではない。

1992年11月に行われた「ヒロシマ忘れえぬ町」コンサートの際、恥ずかしながら自分は、正式なコンサートで弾けるような楽器を持っていなかったので、鈴木巌先生に、中出阪蔵さん製作によるギターをお借りして広島に向かったのだが、鈴木先生は、そのあともしばらく、その状態の良い優れた楽器を預けてくださっていた。

このコンサートが、ユパンキへのトリビュートのみならず、大恩人の山崎克洋さん、そして、ユパンキに会う前に自分にクラシックギターの指導を丁寧に行ってくださった故鈴木巌先生へのオマージュ公演であることは言うまでもない。

Al maestro Iwao Suzuki 鈴木巌先生へのオマージュ

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Debido a mi horario el abril, por todos medios debo volver a NY el día 16. Así que tenía que declinar mi participación al concierto homenajeado a maestro Iwao Suzuki (1932-2019) el 23 de abril ya estaba programado….. Aun lo siento tremendamente, voy a tocar mi “Iberoamericana,” inspirada por la gran interpretación de Bach por maestro Suzuki, el 3 de abril en la sala mayor de Yamaha Hall, con mi todo respeto y del amor al “Preeminente Maestro Japonés.”

Due to my schedule in April, I had to decline my participation for the Homage concert for maestro Iwao Suzuki (1932-2019) on April 23rd once was already scheduled… Although I’m truly sorry about it, I will be performing my “Iberoamericana,” which is inspired by maestro Suzuki’s fantastic Bach performance, on April 3rd at Yamaha Hall instead, with full of my love and respect to this “Japanese Guitar Giant.”

関係の皆様にはすでにお知らせしたが、4月の日本滞在の際、急遽16日にどうしてもNYに戻らなければならなくなり、23日にご招待を受けていた恩師・鈴木巌先生の追悼公演への出演を断念せざるを得なくなった。本当に残念でならないが、たとえどこにいても、自分はいつも先生への感謝の気持ちを大切にしていることを理解していただけると嬉しい。

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3年前、三宿の鈴木巌先生のご自宅を訪ねた自分に対し、先生はドアを開けるやいなや「あのバッハ(その数日前に東京公演でプレイしたリンクビデオの曲)は凄いな!史朗君はバッハを感覚で捉えている。とても僕には真似できないね。もしあれにケチつけるやつがいたら僕がケンカするよ!」と興奮ぎみにおっしゃって下さった。

これは、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番のアダージョを、後半ロックとフラメンコ、およびラテン・ルンバのリズムを混合導入してアドリブ展開させた作品だが、そもそも鈴木先生が1980年代のはじめに、上野の文化会館ホールで行った東京公演の冒頭ナンバーとしてプレイされた同曲に強くインスパイアーされてできたもので、前半のバッハの部分は、先生からいただいた、ご自身の編曲による楽譜をベースにしている。

鈴木先生のソナタ第1番のプレイは、ヴァイオリンの原曲を最大限にリスペクトしながら、そこからギターの音楽として見事に表現された全く新しいスタイルの演奏だった。

鈴木巌先生は、自分にとって永遠のバッハ・インタープレテーションのヒーローだ。
先生の追悼公演で、自分はこの曲をプレイするつもりでいたので、参加できなくなったのは本当に残念だが、満身の力とグラン・マエストロへの心からの敬意を込めて、4月3日、銀座ヤマハホールにおいてこのナンバーをプレイする。