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Tournée au Machu Picchu, Peru 2008

マチュピチュ・コンサートツアー記 -Parte Tercera-

マチュピチュ・コンサートツアー

2007年、11月29日夕刻、私の奏でる、アタウアルパ・ユパンキの名作、’栗毛の馬’のイントロダクションが、マチュピチュの遺跡を背後からいまも見守る雄大なワイナピチュの峰に響きました。
数ある世界遺産でもトップの人気度を誇るマチュピチュの神秘の空間、そしてかの地で行われたスペシャル・コンサートへと皆様をご案内します。

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遥かなるインカの地へ

マチュピチュ・コンサートツアー記 -Parte Segunda-

クスコ

11月25日の夜、私をのせたラン航空531便は、ニューヨークを発つと、もう翌朝26日の早朝にはペルーの首都リマに到着。
2年前のリマ公演の際は、スケジュールの関係で東京から往復したため少々こたえましたが、今回はニューヨークの自宅からの出発で、しかもフライト時間もリマまでは直行便でたったの7時間。
南下するだけなので時差もなく、とても楽な移動でした。
リマで2日間を過ごしたあと28日朝、いよいよかつてインカ帝国の首都として栄えた、アンデス山脈にいだかれる美しい町クスコへ。
今回は、リマからコンサート会場であるマチュピチュまでの遥かなる道のりを、クスコ、そしてさらに’聖なる谷’とよばれる美しい山峡にひろがるウルバンバ、オリャンタイタンボといった町々を訪れながらご一緒したいと思います。

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Greetings from ‘Cuzco’ High Andes

マチュピチュ・コンサートツアー記 -Parte Primera-

クスコ

最高のクオリティーを誇る日本の旅行会社、グローバル・ユース・ビューローとのプロジェクトのために、去る11月25日から一週間にわたって滞在したペルー。
おそらくインカ帝国が味方についてくれたのでしょう。
天候にも恵まれ、マチュピチュでのコンサートは、私にとっても一生涯忘れられない経験となりました。
これから少しずつその模様をアップデートしてゆきます。
楽しみにお待ちください。

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¡Chau 2007! ¡Hola 2008!

世界でただひとつのサンダーバード2号

サンダーバード2号

個人的にとても親しくさせていただいている、岩手県奥中山高原のひつじ工房アドナイ・エレの皆さんが、まさに国際平和の象徴ともいえる(?)素晴らしいプレゼントをニューヨークに届けてくださいました。
羊毛100パーセントの草木染による’サンダーバード2号’です。

サンダーバード2号

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アンデスに響くユパンキの調べ in クスコ

アタウアルパ・ユパンキの素晴らしき詩の世界 VII

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今回のマチュピチュ・コンサートツアーでは、ペルー旅行において、おそらくかの地とその人気度で双璧をなすであろう最大の観光スポット、クスコでも演奏を行います。

クスコは、インディオの言葉’ケチュア’で’ヘソ’を意味する、かつて南米大陸を南北4000キロにわたって支配したインカ帝国の首都として栄えた、標高3400メートルに位置する美しい魅力的な町です。
マチュピチュではパフォーマンス前夜と当日、私たちの宿泊先にもなる最高級ホテル、’サンクチュアリ・ロッジ’の、壮大な遺跡を一望のもとに見渡せるガーデンテラス(息を呑むようなホームページはこちらにおいての、文字通り圧巻ともいえる会場でのコンサートとなりますが、クスコも同様、こちらもやはり宿泊先となる、かつて修道院であった歴史的建造物を改装した、’Best in South America’と謳われる素晴らしいホテル、’モナステリオ・デル・クスコ(ため息がでるようなホームページはこちら‘が会場となります。

このクスコでの演奏において中心となるレパートリーが、アタウアルパ・ユパンキ作になる、アンデス・ムードいっぱいの郷愁ただよう素晴らしいふたつのナンバー、’リャマ追い馬子の歌’と、’ヌンカ・ハマス’です。

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