宝物

アルゼンチンの日系人の方達がくださった寄せ書き

アルゼンチンの日系人の方達がくださった寄せ書き。皆さんが書いた字のひとつひとつが、なんとユパンキの顔になっています。
そして髪の毛の部分には、私の芸名である‘エル・アリエーロ(牛追い)’の歌詞。
普段はスペイン語で話し、アルゼンチン人として暮らす彼らですが、こうした繊細な心遣いはやはり日本人の血が流れているからなのでしょう。

素敵な贈物 part.2

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アルゼンチンの子どもたちが、色紙をきりぬいてそれを貼りあわせて作ってくれたもので、ひとつひとつに自分の顔と名前が描いてあります。
日本の子どもたちと違って、目と髪の毛にいろいろな色を使っているのが面白いですね。
全部のばすと3メートル近くなりますが、きちんとたためるようになっているのでいつもギターケースに入っています。
もらってもうずいぶん経ちますが、私とアルゼンチンとの縁を物語るように決して切れません。

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アルゼンチンの日系女性、比嘉 幸(ひが さち)さんがくださった手作りの紙製ツル。
見つめているとまるで何かを語るようで、これはもはやアートですね。
アルゼンチンの心あたたかい日系人の方たちは、自分にとってかけがえのない宝物です。
中央の少々つきでているのが私で、紅一点の女性が比嘉さんです。
ブエノスアイレスにて。

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日本手まりの会の江田元一先生にいただいた手まり。
先生みずから、私の音楽の印象で作ってくださった、日本にひとつの大切な宝物です。

このほかにも、アメリカ国内、イタリー、ドイツやフランスの方々からたくさんの贈物をいただきましたが、ここでは手作りのものだけを紹介させていただきました。
ファンの皆様には心から感謝しています。

アタウアルパ・ユパンキ基金

表彰メダル

ニューヨークに、アルゼンチンやペルー、エクアドル、コロンビアなどのラテンアメリカの人々で構成される‘アタワルパ・ユパンキ基金’という非営利団体があり、毎年ユパンキの誕生日の1月31日と、命日の5月23日前後にイヴェントを行います。
南米の貧しいインディヘナ(先住民)の優秀な子供たちに対してファンドレイズをし、奨学金を送るという目的のもとに12年前から続けられている会なのですが、自分は創立時から、もう数え切れないほどの演奏をこの会のためにしたり、ささやかながら寄付を続けていました。
写真は、この前会から受けた、アルゼンチンの国旗色(サッカーのユニフォームでおなじみ?)で飾られた表彰メダルです。

会で演奏

こちらは、会で演奏しているところです。
自分はアメリカで、アルゼンチンをはじめ数多くのラテンアメリカの人々に助けられて生きてきました。
微力ではありますが、この活動を続けてゆきたいと考えています。

近江楽堂公演 成功のご報告とお礼

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おくればせながら、去る4月14日の東京オペラシティー、近江楽堂公演が大成功しました。
今回、昼夜2回公演という、かつて自分もしたこたのないタイプの演奏会でしたが、おかげさまで、3月中にはすべての券がソールドアウトとなり、よい雰囲気のなか自分もリラックスしていいコンサートができたと思っています。
また、当日がちょうど自分の誕生日であったことから、関係者の方達のご厚意により、コンサート後に、打ち上げを兼ねた誕生パーティーをしていただいたことは感謝にたえません。
平日にもかかわらず、夜遅くまで残ってくださった方々、また今回ご協力をいただいたスペイン、キューバ各大使館の皆様にもこの場を借りまして心からお礼を申し上げます。
これからも、皆様の心に響く音楽を創ってゆきたいと思っています。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

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アミアス! アミアス、永遠の乙女 !!!

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リッターザール(シロ、ケン)

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Gracias !!!

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コンサートオーガナイザー、松澤 美知子さんと

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同じくオーガナイザー、藤田 雅子さんと

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キューバ大使館、エルミニオ・ロペス公使夫妻と

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Muchas gracias to all of you !!!

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フーッ !

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サルタのポンチョ

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伝説的なフォルクローレグループ ‘ラス・ボセス・デ・オラン’ のファウンダーであり、アルゼンチンで最も尊敬されているアーティストのひとりでサルタ州出身のフォルクローレ歌手、マルティン・‘ピティン’・サラサール氏より贈られた、サルタを象徴する毛織りのポンチョ。
2004年7月23日のサルタ公演では、このポンチョを肩に、サラサール氏とアンコールでユパンキをデュエット。
生涯忘れられない一夜となりました。

アンダルシアのレモンと、イタリアの濃厚なハチミツに、アタウアルパ・ユパンキの魂が溶け合う、静寂のグロリエータ(四阿)「カンテホンド・イベロアメリカーノ」の音楽世界

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