
おくればせながら、去る4月14日の東京オペラシティー、近江楽堂公演が大成功しました。
今回、昼夜2回公演という、かつて自分もしたこたのないタイプの演奏会でしたが、おかげさまで、3月中にはすべての券がソールドアウトとなり、よい雰囲気のなか自分もリラックスしていいコンサートができたと思っています。
また、当日がちょうど自分の誕生日であったことから、関係者の方達のご厚意により、コンサート後に、打ち上げを兼ねた誕生パーティーをしていただいたことは感謝にたえません。
平日にもかかわらず、夜遅くまで残ってくださった方々、また今回ご協力をいただいたスペイン、キューバ各大使館の皆様にもこの場を借りまして心からお礼を申し上げます。
これからも、皆様の心に響く音楽を創ってゆきたいと思っています。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

アミアス! アミアス、永遠の乙女 !!!

リッターザール(シロ、ケン)

Gracias !!!

コンサートオーガナイザー、松澤 美知子さんと

同じくオーガナイザー、藤田 雅子さんと

キューバ大使館、エルミニオ・ロペス公使夫妻と

Muchas gracias to all of you !!!


フーッ !



伝説的なフォルクローレグループ ‘ラス・ボセス・デ・オラン’ のファウンダーであり、アルゼンチンで最も尊敬されているアーティストのひとりでサルタ州出身のフォルクローレ歌手、マルティン・‘ピティン’・サラサール氏より贈られた、サルタを象徴する毛織りのポンチョ。
2004年7月23日のサルタ公演では、このポンチョを肩に、サラサール氏とアンコールでユパンキをデュエット。
生涯忘れられない一夜となりました。

私はいろいろな国の人たちから素敵な贈物をもらいます。
こういうものは、普段ハードな日程で旅をしている自分にとって、かけがえのない心のよりどころなのです。
パナマの、ダヴィーとペギーという20歳くらいの可愛いカップルが作ってくれた、糸でできたギターのピン。
‘あなたの素敵な音楽を忘れない。あなたもパナマを忘れないで。’と書いてあります。
ギターについているのは、パナマの国旗の色に塗られたクリップで作られた‘パナマ’の絵文字。


グアテマラの、世界遺産に指定されている美しい町アンティグアに住むレベッカ・ラクエルという7歳の女の子からのイラスト。
三枚目は、ぼくのオリジナル曲の主人公の美女‘アミアス’でぼくのお気に入り。
4枚目は圧巻。レベッカが描いたデザインを、彼女のママが刺繍して額にして誕生日プレゼントしてくれたものです。

同じくグアテマラの首都に住む、スサーナという25歳の女性からのイラスト。
スサーナは、イタリア領事館の名誉領事令嬢で、日本のアニメ大ファン。
この絵を、孔雀の羽根につつんでプレゼントしてくれたときには恐れ入りました。
‘マリア・ルイサの城’のある風景にたたずむぼくだそうですが、いくらなんでも美化しすぎですね!

ワッシュバーン EA 220 (アメリカ)
12弦と6弦によるアコースティック・ダブルネックギター。
組曲「マリア・ルイサの城」のライヴ・パフォーマンスのため2000年に購入。
限定制作品で、現在は生産中止。
1990年から数え切れないほど出演してきた、ニューヨークのラテンアメリカコミュニティーによるコンサートのポスター。
これらの経験が、どれだけいまの自分を支えてくれているかわかりません。

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アンダルシアのレモンと、イタリアの濃厚なハチミツに、アタウアルパ・ユパンキの魂が溶け合う、静寂のグロリエータ(四阿)「カンテホンド・イベロアメリカーノ」の音楽世界