「Nambú」タグアーカイブ

素晴らしきギターの恩師 鈴木巌先生

鈴木巌先生

私が現在、ギタリストとして国際的活動を続けていられるのは、少年時代にしっかりとしたクラシック・ギターの手ほどきをしてくださった鈴木巌(すずきいわお)先生のおかげです。
鈴木先生は、日本の音楽史上、海外における国際コンクール(1957年、モスクワ国際ギター・コンクール)で第一位グランプリに輝いた、わが国最初の音楽家です。
何年か前に、当時の鈴木先生の演奏の録音を聴かせていただいて、もうとにかくそのすごさに圧倒されたものですが、”ギターは美しい音色の楽器だよ。テクニックはあくまでもそれを表現するためのものでむやみやたらに誇示するものではない。”という先生の考え方は、いまも私の音楽のなかに、長年にわたってしっかりと息づいている大切な言葉です。

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Tournée au Pologne 2007

世界遺産ヴェリチカ岩塩抗ライヴ

ヴェリチカ岩塩抗コンサート会場

ポーランドにおけるコンサートのパート1は、世界文化遺産の宝庫ともいえる同国にあっても、おそらく最大の人気スポットといえる、ヴィエリチカ岩塩採掘場(岩塩抗)におけるライヴでした。
写真は、コンサート会場となった、地下130メートルに位置する、自然の迫力が生み出す豪華な雰囲気につつまれたシアター。観客の皆様はここで、おいしいポーランド料理つきの素晴らしいライヴ・パフォーマンスを楽しむことができるのです。
これまで実に世界のいろいろな場所でコンサートを行ってきた私ですが、天然の岩塩に四方八方を囲まれたこの場所は、いままで演奏したどの会場をもってしてもまったく及ばない、最高にすぐれた生の音響をを楽しめる、驚異的なまでに力強い大自然が作りあげた、それは美しいコンサートホールでした。

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El Arriero vuelve a la tierra ‘Nambú’

IPANGU

自分は東京生まれ(虎の門生まれの原宿育ち)ですが、なぜか岩手の美しさに魅せられ、組曲’ナンブ’や、合唱曲の’マト−コタンの物語’などのナンバーを作曲しました。
ニューヨークにいるときも、時々この’第二の故郷’岩手(大好物の盛岡冷麺も含め)を思い、郷愁にひたったりすることもあります。
自分にとってこの岩手とアルゼンチンとの縁は、ほんとうに不思議なものなのです。

写真は岩手県の広報誌’IPANGU’
明け方に行われた撮影でちょっと寒かったのですが、いままで受けた取材でいちばん気に入っている記事です。

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衛星放送インタビュー番組への出演

「日本の息吹」にゲスト出演

日本の衛星放送スカイパーフェクTV!のCH767、日本文化チャンネル桜のインタビュー番組「日本の息吹」にゲストとしてお招きを受けました。
約一時間にわたる内容の濃い番組のなかで浮彫りとなる、自分にとってのユパンキとの出会い、アメリカへの旅立ち、そしてこれからの目標などはもちろん、桜をフィーチュアーした美しいセットでの演奏2曲(牛車にゆられて/ユパンキ、ふたりの闘牛士の踊り/シロ)もたいへん見ごたえのあるものになっていると信じています。
「日本の息吹」は、毎週木曜日の19時からの放送で、翌金曜の7時と、週があけた月曜の16時から再放送があります。
詳しい放映日程は、チャンネル桜のウェッブサイトを御確認ください。
衛星放送でみなさまにお目にかかれますこと楽しみにしています。

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