マンハッタン聖ルーク教会チャリティー公演が、約200名の観客を集め無事成功しました。
多くのラテンアメリカの人々に支えられて活動してこられた私、今回ほんの少しだけ恩返しできたような気がしています。
ステージとなった礼拝堂の祭壇から客席を見ると、左右の座席を隔てる中央の通路がまるではるかな一本の道のように見えました。
それはあたかも、右にユパンキやフォルクローレの伝統を象徴する大きな炎が燃え盛り、左には小さなマッチの先のような私自身を象徴する火がともる果てしない道のりのようで、そこを進むことは決して楽なことではありませんが、そんな時、今日のこのコンサートのことを思い出せばまた力にみなぎり、再びふたつの炎がともに燃え上がる私のゴールに向かって歩いてゆけるような、そんな公演を愛するニューヨークでできたことを心より嬉しく思っています。
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ツアー & ライブ
NY聖ルーク教会公演にむけて 1
ニューヨークを空けがちな私、アルゼンチンに戻っていたファビアン神父、そしてアタワルパ・ユパンキ基金のファニータさんの日程がなかなかあわず、今日(1.20)はじめて会場の下見と打ち合わせを行いました。
本当に美しい教会で、いるだけで心が清らかになるような場所です。
当日(3.19)は、多くの方に足を運んでいただければと願っています。
写真)左からファビアン神父、ファニータさん、そして私
Tournée au Lima, Peru 2005
ペルー公演滞在記 Dia 5
今回の滞在中の最後の仕事、コンセルバトワ-ル(国立音楽学院)でのミニコンサートです。
生徒たちだけではなく、おとといのリサイタルに感激してわざわざもう一度ここまで足を運んでくださった方もいて本当に嬉しく思います。
今回の私の仕事は、その大半が新市街で行われたのですが、このコンセルバトワ-ルのみ旧市街に位置するため、コンサートの後はしばし旧市街を散策しました。
大統領府のあるマヨ-ル広場は花咲き乱れる美しさです。なんだかようやく南米の町にいるんだという実感がここにきて湧いてきたものでした。
ペルー公演滞在記 Dia 4
リマに着いてから、はじめての完全オフ日です。
日本大使館の皆さんが、ペルー料理でも一二を争うと言われるシェフのいるレストランに御招待してくださいました。
この会のリーダー格は、政務担当の佐藤さんですが、3年前の秋、恐れ多くも東京の外務省で外交官の皆さんを前に私が講演をさせていたたときに、当時本省でペルーを担当なさっていたのがこの佐藤さんでした。
“いつかペルーでお目にかかれればいいですね”などとそのときお話しさせていただいたたので、今回ホンジュラスでお目にかかった内田さん同様、本当に嬉しい再会でした。
写真)インディアンマーケットのお土産店で