Spectacle Federico Garcia Lorca in Japan 東京オペラシティに響く白熱の「ガルシア・ロルカ」ギタースペクタクル

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Ballad for Federico Garcia Lorca

1. Adagio BWV. 1001 (Johann Sebastian Bach)
2. Absente soul from “Lament for the death of a Bullfighter” / Shiro Otake
3. Yerma ~La Romeria~ / Shiro Otake (an improvisation on Sarabande BWV. 1002)
3. Yerma ~La romeria~
4. First elegy for Federico Garcia Lorca (by Miguel Hernandez) / Shiro Otake

An homage performance recorded live during the special concert to commeorate the 125 years of friendship between Argentina and Japan (at Tokyo Opera City, 17 MAR 2023)

ガルシア・ロルカに捧げるバラーダ

1.アダージョ / ヨハン・セバスティアン・バッハ)
2.不在の魂 ~ある闘牛士の死に捧げる哀歌~ / 大竹史朗
3.イェルマ / 大竹史朗 (バッハのサラバンドによるインプロヴィゼーション)
4.ガルシア・ロルカに捧げるエレジー(悲歌)/ 大竹史朗

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アルゼンチン日本国交樹立125年を記念したコンサート(東京オペラシティ、2023年3月17日)のクライマックスを飾る、ギター、朗誦、そして舞によって繰り広げられたライヴパフォーマンス。

クラシックフラメンコ、そしてロックに至るありとあらゆるギターの奏法を駆使した19分は、当日ステージ上方のマイクで録音された全くそのままの音。
いきおいあまったミストーンや、(意図として)ほとんどリハーサルを行わずに本番に臨んだ朗誦と舞とのきっかけ違いなどのアクシデントによって、途中とっさにアドリブ作曲するハプニングなどもあったが、僕はこのパフォーマンスに100パーセント満足している。

朗誦と舞を担当したマリア・ラ・ジターヌは、本当によくやってくれた。
僕はこのライヴパフォーマンスを、「ガルシア・ロルカ・トリビュート作品」として、必ず後世に残るものと胸を張ることができる。

ライヴはいろいろな予期せぬことが起こるから楽しく、そしてやめられない。
多くのリハーサルを必要とする音楽は、自分はおそらくこれからも関与しない。

2017年から続けてきた「ロルカ・インスピレーション」作品のクリエイションは、この作品をもってしばらく終了。
これから僕は、いよいよ「真のギタールネッサンス」到達に向け、新たな道を歩くことになる。